04/08早朝にフィリピン・ネグロス島のカンラオン山で大規模火山噴火が起きて噴煙が高度4000mに達したが、過去には熊本地震の2週間前にも起きていてマイクロムーン→スーパームーンと続く今月はまだ地震噴火に注意が必要となる。
■カンラオン山
2025/04/08早朝、フィリピン中部ネグロス島のカンラオン山が大規模噴火し、噴煙が高度4000mに達した。
昨夜は異様な眠気で寝落ちしたりで、ブログ記事が遅くなってしまった。
2025/04/08 06:51JST:フィリピン、カンラオン山噴火、噴煙4000m
いつものように、ただ「噴火しました」だけでは記事など書かない。
何かしら伝えるべきことがあるから書いている。
問題は、日本への影響があるか無いか。
■地震噴火連鎖
以下に、過去にカンラオン山が噴火した後で世界で大地震・火山噴火が続いた例をいくつか示す。
※凡例:【日】日食、【月】月食、【ES】エクストリーム・スーパームーン、【S】スーパームーン、【M】マイクロムーン、【近】近地点、【遠】遠地点、【満】満月、【新】新月、【集合:n】n個の惑星集合、【M1.0】太陽M1.0フレア
※時刻はJST(UTC-9h)
【月】【M】2016/03/23 20:48:半影月食、満月
【+4】2016/03/27:アラスカ州パブロフ山大規模噴火、噴煙11000m
【+6】2016/03/29 19:20:カンラオン山噴火、噴煙1500m
【S】2016/04/07 20:24:新月
【+6】2016/04/13 22:55:ミャンマー北部、M6.9、深さ136km、犠牲者11人
【+7】2016/04/14 21:26:熊本地震(前震)、M6.5、最大震度7
【-6】2016/04/16 01:25:熊本地震(本震)、M7.3、最大震度7、犠牲者273人。
【-6】2016/04/16 エクアドル沿岸部、Mw7.8、犠牲者661人。
【-4】2016/04/18:メキシコ・ポポカテペトル山噴火
【M】2016/04/22:満月
この時はミャンマーの地震も起きていて、時間が前後するが現在と類似した状況だった。
【満】2024/05/23 22:53
【+6】2024/05/29 21:00頃:アイスランド・レイキャネス半島で大規模噴火。
【-3】2024/06/03 02:30:ハワイ島キラウエア火山噴火。
【-3】2024/06/03 19:51:カンラオン山噴火、噴煙5000m
【-3】2024/06/03 06:31:石川県能登地方、M6.0、最大震度5強
【新】2024/06/06 21:38
【新】2024/12/01 15:22
【+5】2024/12/06 03:44:カリフォルニア州沖、M7.0、深さ10km
【-6】2024/12/09 16:03:カンラオン山噴火、噴煙高さ3000m
【-3】2024/12/12:諏訪之瀬島・御岳噴火、噴煙高さ1000m。
【満】2024/12/15 18:02
【満】2024/12/15 18:02
【+2】2024/12/17 10:47:バヌアツ諸島、M7.3、深さ57km
【冬至/夏至】2024/12/21 18:20
【+7】2024/12/22 13:30:米ハワイ・キラウエア山が噴火、溶岩噴出高さ90m
【+8】2024/12/23 07:29:桜島南岳で噴火、噴煙高さ3400m
【+8】2024/12/23 16:00:カンラオン山噴火、噴煙高さ3000m以上。
■地震噴火連鎖
【+7】2025/03/21 00:40:インドネシア・レウォトビ火山噴火、噴煙高さ16000m
【-4】2025/03/25 10:43:ニュージーランド南島南沖、M6.7
【-1】2025/03/28 15:20:ミャンマー中部、M7.7、深さ10km、犠牲者3100人以上
【+1】2025/03/30 21:18:トンガ沖、M7.1、深さ10km
【+6】2025/04/03 23:09:大西洋北部、M6.9、深さ10km
【+7】2025/04/05 05:04:パプアニューギニア沖、M7.2、深さ10km
【-5】2025/04/08 :フィリピン・ネグロス島のカンラオン山噴火、噴煙高さ4000m。
【M】2025/04/13 09:22:満
【S】2025/04/28 04:31:新月
スーパームーンだけでなく、マイクロムーン前後も通常の満月・新月以上に注意が必要ということは、あまり言われない。
自分自身も注意を向けるようになったのは近年のことだが、これまでのデータ収集の結果では、あり得ると考えている。
今日はマイクロムーン満月の4日前で、既に満月トリガー期間に入っているので日本も注意が必要となる。
