3日前の04/08朝に名古屋市熱田区の川で、スナメリが泳いでいるのが目撃されたが、これが地震前兆現象の可能性があるかどうかを検討する過程で、AIにも聞いてみたところ、意外な回答が返ってきた。
■スナメリ
まず、スナメリとは何かというと、ネズミイルカ科スナメリ属に属する小型のイルカだ。
今回の事象のすぐ前の03/22にも、スナメリに関するニュースがあった。
この日、三重県鳥羽市の鳥羽水族館で、雌の「輪」という名のスナメリが11歳で亡くなったとある。
鯨類として、国内で初めて人工哺育に成功した個体だったが、胃閉塞を起こしていたという。
■ChatGPTに聞いてみた
ここで、PCにインストールしたChatGPTに質問してみた。
【質問】
イルカはどのように方向感覚をもちいて回遊するのか?
【回答】
イルカが方向感覚を用いて回遊する方法はとても興味深く、高度に発達した能力がいくつも組み合わさっています。以下のような仕組みが知られています:
【省略】
2. 地磁気感知
一部の研究では、イルカが地球の磁場を感じ取れる「磁気コンパス」のような能力を持つ可能性が示唆されています。渡り鳥と同様に、磁場の強弱や傾きの違いを手がかりに、自分の位置や進む方向を判断していると考えられています。
【省略】
まとめると、イルカはエコーロケーションだけでなく、地磁気・太陽・地形記憶・群れの知恵など、複数の「自然のナビゲーションシステム」を組み合わせて、長距離の海の旅を正確にこなしているんです🐬✨
もっと詳しい仕組みを知りたい分野(地磁気の話とか)あれば深掘りできますよ!
【質問】
大地震の前兆として方向感覚が狂ったりしますか?
【回答】
とても鋭い質問ですね!
実は、「地震の前に動物の行動がおかしくなる」という話は古くから世界各地で語られていて、イルカやクジラが突然座礁することもその一例として注目されています。そして、その原因のひとつとして、方向感覚の乱れ、つまり「ナビゲーション能力の異常」が関係しているのではないか?という説があります。
🌍 なぜ方向感覚が狂うのか?(仮説)
以下のような要因が「地震前兆」と関係あるかもしれないと考えられています:
🧲 1. 地磁気の異常
大地震の前には、地殻の動きによって地磁気に異常が生じることがあります。
イルカやクジラは、前述のように地磁気を使って方向感覚を保っている可能性があるため、磁場の乱れにより「方角が分からなくなる」「迷子になる」ことがあるのでは?と考えられています。
🐬 実例:イルカやクジラの座礁
クジラやイルカが集団で座礁する事件は、時々世界中で起こっています。
中には、その数日後に近隣で地震が起きたケースもあり、「前兆行動だったのでは?」と話題になることがあります。
例:2004年スマトラ沖地震の直前にも異常行動が報告されました。
🤔 科学的にはどうなの?
現在のところ、「地震前に動物の方向感覚が乱れる」というのは科学的に完全には証明されていません。ですが、多くの研究者が「これは無視できない現象だ」として調査を続けています。
日本や中国など地震多発地域では、動物行動と地震の相関データを収集するプロジェクトも進められています。
🔍 結論(今のところの見解)
「動物の方向感覚が大地震の前に狂うことがあるかもしれない」というのは有力な仮説であり、実例もありますが、まだ完全な科学的証明はされていない段階です。
【質問】
最近の地震の前のイルカの座礁事例を教えてください。
【回答】
最近、地震の前にイルカが座礁したとされる事例がいくつか報告されています。以下に代表的なものを紹介します。
🐬 2023年4月3日:千葉県房総半島で約30頭のイルカが座礁
千葉県の一宮町からいすみ市にかけての海岸で、約30頭のカズハゴンドウ(イルカの一種)が打ち上げられました。翌日にも7頭が再び打ち上げられ、最終的に6頭が息絶えました。この現象は、2011年の東日本大震災の6日前に茨城県鹿嶋市で52頭のカズハゴンドウが座礁した事例と類似しており、地震との関連が指摘されています。
【その他2例は省略】
例として挙げている3件の前兆事例は、すべて「探求三昧ブログ」を参照していた。
「情報源」として探求三昧にリンクを張っている。
しかし、「とても鋭い質問ですね!」には爆笑した。
AIに質問したら、以前に自分が書いたことが回答として返ってくるって…何なんだか。
■直近の地震だった?
実は、04/08の名古屋市のスナメリ出現は、当日に対応する地震が起きていたかもしれない。
2025/04/08 11時頃に名古屋市熱田区の白鳥庭園前の堀川をスナメリが泳いでいた。
→2025/04/08 19:26:愛知県西部、M4.6、最大震度3、深さ40km、震源までの距離:31km
タイムラグと距離を考慮すれば、地震前兆だった可能性があるだろう。
もっとも、これで終わりとは限らないかもしれず、常に「まだ起きるかも」と考えておくことが重要となる。
