3/28に発生したM7.7のミャンマー大地震は犠牲者が3千人を超えたが、何かしらの発生の傾向を掴んで防災に役立てられないかと調べたところ、発生の「季節性」があることがわかり、その点では日本の地震と同様だった。
■ミャンマーの地震
まず、ミャンマーの大地震だが、調査対象としたのは1900/01/01~2025/03/31の期間にミャンマー国内を震源として起きたM6.0以上の地震について。
ミャンマーは日本の四季と異なり、下記の3つの季節に分けられる。
その季節ごとのM6.0以上の地震の発生数も示す。
・暑季:03~05月:20回
・雨季:06~10月:25回
・乾季:11~02月:20回
このうち、過去約125年間で最も多く地震が起きていたのは、雨季だった。
上記の季節の分割は等分ではなく、暑期は5ヶ月間と最も短いために、この期間が最も多いと集計されたようだ。
月別に見ると、暑季の5月が最多となる。
やはり最も暑くなるこの季節は地震に要注意ということになりそうだ。
なお、詳細のデータは近いうちに別の機会に公開することにしたい。
■タイの地震
次に、タイで起きる大地震の傾向だが、何分M5~M6クラスの地震でも発生頻度が非常に少なく、統計的分析は難しい。
1900年以降にタイ国内で起きたM5.0以上の地震を対象としても、15回しか起きていなかった。
それでも参考までに示すと、下記の通りとなる。
タイでもミャンマーと同様の季節区分がある。
・暑季:03~05月:08回
・雨季:06~10月:05回
・乾季:11~02月:02回
タイでは、最短の期間である暑季に最も多く起きていた。
■日本の地震
では、日本では同様の季節性があるかというと、本来は海溝型・内陸直下といった区分けで見ていくことが望ましい。
それでも敢えて月別に見ると、M6.0以上の地震では、秋季(9~11月)が最も多くなる。
では、それ以上の規模の地震はどうかというと、M7.0以上では春季が最多となる。
M7.0以上の地震を季節ごとに集計すると、以下の通りとなる。
ただし、3.11の余震が非常に多く、偏りが出てくるために、それらを除いたデータを集計している。
・春季:51回
・夏季:48回
・秋季:49回
・冬季:54回
上記の通り、冬期が最も多く起きていた。
ただし、春季もほぼ同じ位起きていて、4つの季節では大きな偏りは見られない。
過去の南海トラフ巨大地震も冬季(特に12月)に集中しているのが興味深い。
このように、地震発生の傾向を知っておくと、発生頻度が多い時期は特に防災意識を高めるようにするといったことができるだろう。
■今日の地震前兆
●2025/04/04 15:00頃:右耳で金属音の強い耳鳴りが続く。
他に、開花ではムルチコーレ36輪、デージー40輪、ネモフィラ55輪があるが、昨日までの雨で久々にカウントしたのと、多くなりすぎて正確に数えるのが難しいというのがある。
後は、21時頃から異様な眠気があって、3/28の太陽Xフレア+CME、3/31のプロトン現象などもあり、日食を過ぎても大きめの地震に注意が必要となる。
※原発関連は日本の完全タブー領域で、真実を主張するほどキラわれる。
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