2016年の熊本地震(前震)の発生から9年になるのを機に、様々な前兆現象・や予兆があったことを何回かに分けて紹介しているが、3回目の今日は、台湾の林湧森(リンダイソン)氏が予測していたことや、地震雲、ザトウクジラ捕獲、コイが暴れたなどの前兆現象があったことを紹介する。
■熊本地震(本震)
まず、9年前から1日遅くなったが、熊本地震の本震の詳細を。
2016/04/16 01:25:熊本地震(本震)、M7.3、最大震度7、深さ12km、犠牲者278人。
北は山形県まで揺れた。
深夜01:25に発生した地震だったが、私はまだ起きていたようで、「さきほどPCの前に向かっていて、かすがに揺れたかなと思った」と当日のブログで書いていた。
小平市は震度1を記録した。
気象庁は、本震を「平成28年(2016年)熊本地震」と命名した。
最大震度7の地震は、東北地方太平洋沖地震以来だった。
地震発生直後の下記Instagramで書いていたが、当初発表の規模はM7.1だった。
■林湧森氏の予測
熊本地震(前震)の約2週間前に、台湾・地震預測研究所の林湧森氏が予測していた。
2016/03/30のブログ上で、「4月13日までに日本中部・南部(東京・大阪以南)でM7の大きな地震」が起きると警告していた。
予測期間は前震の前日までだったが、位置と規模は妥当だった。
■ザトウクジラ
次に、動物前兆現象の関連を。
まず、前震の10日前、2016/04/04 9:30頃に、熊本県天草市志柿町の上島沖の定置網にザトウクジラがかかった。
既に息絶えていた。
本震の震源までの距離は約60km。
それだけでなかった。
4日後の2016/04/08 07:30頃に、長崎県長崎市大籠町の海岸にザトウクジラが漂着した。
体長は710cmほどだった。
本震の震源までの距離は約100km。
いずれも、タイムラグと距離から、熊本地震(前震・本震)の前兆現象の可能性はあるだろう。
■コイが暴れた
また、前震の5日前には、大阪で鯉が暴れていたという情報が入っていた。
以下は、Facebookの非公開グループの投稿で知った情報。
投稿された方の許可を得てブログで紹介した。
2016/04/09 13:00頃~:大阪で大量の鯉が現れ、暴れていたのが目撃された。
震源からの距離は約490km。
これが地震前兆現象だとすれば、地震前に地中で発生するパルス電磁波により水中に電流が発生し、それに耐えかねて飛び跳ねたりしていたのかもしれない。
うちで飼っている金魚も、時々深夜に飛び跳ねる音を聴くことがある。
■水位変化
また、これは前兆ではなく「後兆」(?)となるが、熊本市の「水前寺成趣園(じょうじゅえん)」の池の水の水位に変化があったという情報。
4月16日01:25の本震後の3時頃に、池の水が通常の2~3割程度に減少して、ほぼ干上がっていた。5/16夜~5/17朝には通常と同じ水位に回復していた。
本震の震源までの距離は約5kmと超近場だった。
震源まで約870kmも離れていたので、さすがに頭痛や耳鳴りなどの体感は無かったと思うが、このような大地震となれば、様々な前兆現象が見られるものだ。
■リシルさん
時間がなくなったので詳細は明日書くが、今朝リシルさんから連絡があった。
2025/04/17 11:45受信
「おはよう御座います。また海外なら津波を伴う地震が発生しそうです。国内ならばマグニチュード6クラスの地震が発生しそうです。
