東日本大震災の発生から、5日後に14年となることから、今年もあの巨大地震を振り返り、今の自分や周囲の人々ならば「予見」できていたかもしれないということを紹介するが、今日は3.11の前に起きていた異常震域を伴う深発地震について。
■東日本大震災
■異常震域を伴う地震
深さ数十キロ以上の深発地震で、震源から遠方まで震度がつくようなケースでは、多くの場合はニュースで報道される。
報道されない場合も、震度の分布図を見れば、これがそうだろうと大体わかる。
自分の基準では、最遠の震度がついた地点から半径300kmの円を描いて、その範囲内で指定の期間内に指定した規模の地震が起きる可能性が高いと推測する。
2024年の能登半島地震の前にもそのような地震が多く見られたので、3.11の前はより多く起きていただろうと推測していた。
だが、実際に見つかったのは2件だけだった。
■小笠原諸島西方沖
まず、大震災の約2ヵ月前に起きた地震。
2011/01/13 06:32:小笠原諸島西方沖、M6.3、最大震度2、深さ516km
震源から1200km以上離れた地点で有感地震となるのは、多くはこのように深い震源域で起きる超深発地震であるためだ。
■千葉県南東沖
もう1件は、巨大地震の1ヶ月ほど前に起きた地震。
2011/02/05 10:56:千葉県南東沖、M5.2、最大震度4、深さ64km
こちらのケースは超異例で、2ヵ月以内に予測範囲内で巨大地震が起きたために、その後も多くの余震が続いていた。
通常はその後に起きたM5.0以上の地震を示すが、多すぎて書ききれないので、ここではM6.5以上の地震のみを検索した。
それでも、半径300kmの円内でこれだけ多くの地震が起きていた。
■知識も経験もなかった
このように、今ではこのような法則性を発見して予測が可能となっているが、当時はそのような知識も経験も無かった。
また、後日書くが、自分自身も酷い「頭痛体感」を経験していた。
だが、それが地震前兆の体感だという認識はなく、また開発に追われて超多忙で、地震との関係を考えることもなかった。
連日のひどい頭痛を、アンメルツヨコヨコを額に塗って紛らしていた。
(本来は禁じ手であり、決してお勧めできない)
■今日の体感
今日も、多忙でInstagramなどに投稿していないが、強い体感がある。
まず、強烈なセミ鳴きの耳鳴り。
22:45現在、まだ強く続いている。
それから、呼び方に困るが、血管ドクドク体感。
21時頃、右耳で血管がドクドクいう音が聴こえた気がしたが、気のせいだったかもしれない。
頭痛体感では、今のところ今日で予測期間は終わる。
だが、今日も起床時から腰痛体感があったが、少しずつ軽くなっている。
腰痛は、まだ経験不足で、予測が難しい。
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