今日03/21未明に、インドネシア・フローレス島の火山「レウォトビ火山」が大規模噴火して、一時は気象庁が日本への津波の影響を調べるほどの規模だったが、過去には能登半島地震の前にも起きていて、今後の状況によっては日本も要注意となる。
■レウォトビ火山
今日2025/03/21 00:40頃、インドネシア・フローレス島のレウォトビ火山が大規模噴火した。
噴煙が髙さ16000mにも達する大噴火だった。
大規模な噴火が起きると、気圧波による津波が発生することがあり、気象庁は津波の有無について調べていたが、10:00に「日本への津波の影響はない」と発表した。
レウォトビ火山の位置は下記の通り。
■レウォトビ火山
レウォトビ火山は、「ラキラキ山」(男の意味)と「ペレンプアン山」(女の意味)の2つから成る成層火山だ。
ラキラキ山が標高1584m、ペレンプアン山が1703m。
2つの山を男女に例えるのは、日本の筑波山を思わせる。
しかも、筑波山では女体山が標高877m、男体山が標高871mと、こちらも女性の方が高くなっているのは何故かと知りたくなってくる。
ちなみに私は30年前にSEとしてインドネシア・ジャワ島でのべ1年半働いていたので、ある程度インドネシア語は理解できる。
それで、「ペレンプアン山」というカナ表記を見ると笑う。
インドネシア語では、単語の途中で出てくる「e」の音を発音しない傾向があり、「Perempuan」の発音は「プルンプアン」に近いのだ。
■能登半島地震の前にも
レウォトビ・ラキラキ火山は、2023/12/23から2024/01/01まで噴火していた。
つまり、能登半島地震の1週間前から発生当日まで噴火していた。