今日午後に三重県南東沖でM5.7・最大震度2の地震があったが、異常震域を含む深発地震のため、例によって「異常震域の法則」で5月下旬までの地震予測を行った。
■三重県南東沖
地震の詳細は以下の通り。
2025/02/26 14:54:三重県南東沖、M5.7、最大震度2、深さ400km
ここ小平市は震度がついていないが、近場の調布市では震度1となっていた。
今日は外出していたが、この地震の直前に帰宅していて、もしかすると多少は揺れを感じていたかもしれない。
震源図をパッと見で「異常震域」を含む地震だとわかり、調べてみることに。
■黒潮大蛇行
まず、私が常に書いているように、現在発生中の黒潮大蛇行が続いている間は南海トラフあたりでは大きな地震の発生が抑制される筈ではないかと疑問をもつ方もいるだろう。
これまで私が徹底して調べてたどり着いたのは、たとえ黒潮大蛇行が起きていても、今回のような深発地震では、大蛇行の渦の影響を受けずに発生するのだということ。
下記マップは、earthサイトの今日の黒潮の状況で、そこにこの地震の震源を書き入れた。
このように、大蛇行の渦の内側だが、大蛇行の渦の影響をあまり受けていない地点のようだ。
■異常震域
今日の地震で、最遠の震度がついたのは、宮城県の恐らく登米市の震度1だった。
下記の図で、半径300kmの円はとりあえず作図した、およそのもの。
マップ上で示したように、05/26までに円内で地震が起きる可能性があるとしている。
■環天頂アーク
昨日の記事で紹介したように、02/22~24の3日間で、九州から静岡県あたりまでの各地で、虹色のアーク現象が観測された。
もしかすると、今日の三重県南東沖の地震の前兆だったのかもしれない。
■能登半島地震の例
2023年秋から冬頃には、このような異常震域を伴う深発地震が多発していた。
そのため、このような方法論によって地震予測を行っていた。
すると、その後の2024年元日に能登半島地震が発生した。
下記の例のように、予測円のやや外側だったり、円内に入っていた事例が続けて数件起きていた。
もう1件、能登半島地震の4日前の択捉島の地震の例を示す。
上記も円のやや外側だったが、このような事例が今後も多ければ、そもそも300kmが妥当なのかを見直す必要が出てくるだろう。
このため、あくまでも可能性だが、上記マップで示すように、05/26までは東日本で大き目の地震に注意が必要と考えている。
※大地震が起きるとこの手の写真集が出版されるが、やはり地方新聞社のものは貴重な写真も多く貴重な資料となっている。
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今日は夜から異様な眠気があったが、高温の風呂に入ったためか「眠気体感」か、微妙なところで、恐らく前者の可能性が高いだろう。