諏訪湖の湖水が氷結する「御神渡り」現象が起きない年は「明けの海」と呼ばれる凶年となるが、今年もそうなる可能性が高いことを過去の事例から解説する。
■明けの海
諏訪湖が冬季に氷結するかどうかは、長野県民だけでなく日本人全体にとって大きな意味をもつ。
なぜならば、高い霊力をもつといわれる諏訪大明神が示す、その年の日本の行方を示すものとされるからだ。
また、1月に行われる粥占「筒粥神事」の結果も、その年の日本の吉凶を告げる神事とされる。
つい先ほど、02/05 17:15の読売新聞の報道では、こうある。
諏訪湖の結氷状況を観察している長野県諏訪市の 八剱やつるぎ 神社の宮坂清宮司は立春の3日、今季は「 御神渡おみわたり」が現れない「明けの海」になったとの見方を明らかにした。
■筒粥神事
また、01/14~15に諏訪大社で行なわれた粥占「筒粥神事」では、「世の中」が「三分六厘」の結果となった。
最凶の「三行半」を意味する「三分五厘」ではなかったものの、それより1厘高いだけで、かろうじて免れた感がある。
過去7年間は御神渡りが無い「明けの海」となった。
加えて、筒粥神事の結果と並べると、下記の通りとなる。
●印は、特に悪い組み合わせとなった。
●2019年:三分五厘→九州北部豪雨、台風15号・19号
●2020年:三分五厘→コロナ禍、令和2年7月豪雨
・2021年:三分六厘→コロナ禍、令和3年7月集中豪雨
●2022年:三分五厘→安倍元首相の銃撃事件
●2023年:三分五厘→能登半島地震(M6.5)
・2024年:三分六厘→能登半島地震(M7.6)
・2025年:三分六厘→?
先が思いやられる結果となったが、『私が見た未来』にあるように2025年は「大災難」が起きるのだろうか。
今後の明菜さんの動向を見守ることにしたい。
※柳田国男氏、某所で「イスラエルの古びた教え」とポロっと書いてしまって、やっぱりなと。
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