1日遅れたが、昨日12/07は1944/12/07に昭和東南海地震が起きてから80周年の日で、私が生きていれば、直前に起きていた深発地震で大きな地震が起きる位置を予測できていただろう。また東海道沖と千島列島で「異常震域」を含む深発地震による予測も紹介する。
■昭和東南海地震
昨日は多くのメディアで報道されていて、詳細は不要だろうから概略だけにとどめる。
地震の詳細は以下の通り。
1944/12/07 13:35:昭和東南海地震、M7.9、最大震度6、津波8-10m、犠牲者・行方不明者1183人。
太平洋戦争中に発生した地震で、犠牲者の中には軍需工場で働いていた学生など188人も含まれていた。
■東南海地震の6日前
つい3日ほど前に、この記事執筆のために調査していて、東南海地震の6日前に起きていた深発地震を見つけた。
1944/12/01 23:55:宮城県沖、M6.0、最大震度4、深さ82km
深発地震といっても深さ82kmほどだが、静岡県伊東測候所まで揺れるような「異常震域」を伴っていた。
そのため、私が発見した「異常震域の法則」に従って地震予測を行ってみた。
すると、下記の図のように昭和東南海地震の震源が予測範囲に入っていた。
発生から14日以内にM5.0以上の地震が円内で起きれば予測通りとするが、M5どころかM7.9の巨大地震が発生した。
過去のデータ解析により見出した法則性だが、この時代に生きていて発見していれば、この歴史的巨大地震を予測できていたことになる。
■東海道南方沖
次に、3日前に東海道南方沖で起きた「異常震域」を伴う深発地震について。
2024/12/05 23:36:東海道南方沖、M5.0、最大震度1、深さ350km
東海地震の震源域まで円が含まれるが、自説では黒潮大蛇行が発生中のため、南海トラフ巨大地震の可能性は低いと考えている。
■千島列島M6.1
今日はまた、千島列島でM6.1の地震が起きたが、12/06にカリフォルニア沖でM7.0の地震が起きた時に、次はリング・オブ・ファイアの西側の日本あたりに来るかもとInstagramで書いていたのが本当になってしまった。
これもまた「異常震域」を伴う深発地震だったので、これも同様の方法論によって地震予測を行う。
2024/12/08 19:26:千島列島、M6.1、最大震度1、深さ290km
この円内に限らず、オホーツクプレート上の東日本は、しばらくは地震に要注意だろう。
※Amazonで「南海トラフ」で検索したら、これがトップに出てきたので驚いた。世の中そこ(底)まで来ているのかと。
【Amazon】『私が原発を止めた理由』