昨夜11/26に石川県西方沖でM6.6・最大震度5弱の地震があったが、11/18に台湾の林湧森氏とリシルさんが大きな地震を予測していた結果がこの地震だったかどうかを検討する。
■石川県西方沖
地震の詳細は以下の通り。
2024/11/26 22:47:石川県西方沖、M6.6、最大震度5弱、深さ10km
当初はM6.4だったが、その後に訂正された。
昨日から頭痛体感ではないが珍しく風邪を引いてダウンしていた。
そして昨夜は薬のせいか21時頃に寝落ちして、目覚めると地震が起きた後の1時だった。
その後、今日21時時点で、石川県西方沖で有感地震が67回起きていた。
同震源域では地震が非常に少なく、元日の能登半島地震が起きる前は、2020/12/28にM3.6・最大震度1の地震が起きたのが最後だった。
■林湧森氏とリシルさん
下記の11/21の記事で、台湾の林湧森氏、リシルさん、フランク・フッガービーツ氏の地震予測を紹介していた。
そのうち、林湧森氏の予測は以下の通りだった。
2024/11/18 20:09台湾時間:30日以內、日本、台湾、フィリピン東部(ダバオ付近)、インドネシア東北部(フィリピン、ダバオ付近)、M7.0。
規模はM7.0に届かなかったが、昨日の地震に対応するものではないか。
また、2024/11/18にはリシルさんから下記の通り連絡があった。
「おはよう御座います。海外は中国でマグニチュード6クラスの地震がありそうです!国内も震度5揺れそうです」
国内の「震度5」に対応する地震だったのかもしれない。
■遠地点
昨日は12/01の新月の5日前だった。
そして天体配置では、「ミニトライン」が二重にできて、note定期購読マガジン「大地震・災害前兆ウォッチマガジン」では★4個を付けていた。
更に、上記Instagramで書いたが、今日は月が地球から最遠の地点に至る「遠地点」で、その前日に起きた地震だった。
【-5】2024/11/26 12:00:★★★★ミニトライン(二重)
【遠】2024/11/26 20:57:遠地点
【-5】2024/11/26 22:47:石川県西方沖、M6.4、最大震度5弱、深さ10km
【0】2024/12/01 15:21:★★★★新月ミニトライン+Tスクエア
上記インスタで紹介したように、2024/08/08 16:43の日向灘、M7.1、最大震度6弱の地震も、遠地点の前日だった。
【新】2024/08/04 20:13
【+4】2024/08/08 16:43:日向灘、M7.1、最大震度6弱、深さ30km
【遠】2024/08/09 10:33:遠地点
更に、元日の能登半島地震も遠地点の前日だった。
【満】2023/12/30 05:02
【+5】2024/01/01 16:10:能登半島地震、M7.6、最大震度7、犠牲者299人
【遠】2024/01/02 00:29:遠地点
■スーパー/マイクロムーン
月が地球に最接近する「近地点」の日が満月・新月と重なると「スーパームーン」と呼ばれ、遠地点では「マイクロムーン」となる。
だが、多少ずれた場合でも、前述のように遠地点・近地点に近い時点も地震に要注意ということになる。
私はつい最近まで、スーパームーンの時期に大地震が多発するのは、月の引力の影響だと単純に考えていた。
だが、それとは逆のマイクロムーンや遠地点の時期でも大地震が多いとなると、そう単純化できないことになる。
「引力」だけでは説明がつかない。
この点は、緊急の研究課題としたい。
※月の遠近を知るには最適で、もちろん近地点や遠地点の記載もあり、私も毎年購入している。
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