【地震情報・前兆】千葉県南部でM3.3・最大震度1~TV画像乱れなどは前兆だった+地震前兆研究の先駆者

2024/11/12

テレビ画像乱れ 地震情報 地震前兆 頭痛体感

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今日は昼の12:01に千葉県南部でM3.3・最大震度1の地震があったが、昨日の記事で書いた様々な事象…TV画像乱れ・ハムスター異常行動・血管ドクドク・異様な眠気などは、やはり前兆現象だった。特に画像乱れはSNSで多少反響があったので、詳細を解説する。

■千葉県南部

通常はM3.3程度の地震でブログ記事を書いたりしないが、昨日の記事で書いていたように様々な前兆現象があったので、その解説を兼ねて書くことにする。

特にInstagramサブアカ(@noya_momose)で、うちも耳鳴りがあるとか、フォロワー数の割にはイイネの数が多く、反響があったようだ。

まず、地震の詳細は以下の通り。

2024/11/12 12:01:千葉県南部、M3.3、最大震度1、深さ90km、小平市から70km


90kmと深めの震源だったこともあり、神奈川県藤沢市で震度1を記録しただけだった。


■画像乱れ

まず、普段ははここまで親切に書かないが、私が地震前兆の観測に利用しているテレビのことを書いておく。

いまブログ記事を執筆しているデスクトップPCラックの柱に、小型モニター用ラックを取り付けて、9インチの小型液晶テレビを設置している。

元々はテレビの裏番組録画用に購入したが、いつからか地震前兆現象の観測用になってしまった。
うちは借家で、屋根のTVアンテナが壊れてからは屋内アンテナを購入して、他の部屋にも信号を分配している。

そのこともあって、近所の屋外アンテナがある家よりは、画像乱れが起きやすいかもしれない。
フジテレビなどは、常時画像の乱れがあって横線が入るような状態だが、元々この局は一切見ないので問題ない。

私がPCの前に座っている間は常時つけっぱなしにしていて、4CH(日本テレビ)を付けている。
この局は、経験的に頻繁に画像が乱れることがわかっているためだ。

そして、画像乱れが起きた時には、大気ラドン濃度などをまとめて記録しているExcelシートに記入する。

■11/11の画像乱れ

そして昨日は、10:30からの10時台、18:20からの18時台に9インチTVの画像乱れが起きていた。


PCの隣には、32インチの大型液晶テレビがある。
このテレビは滅多に画像が乱れないが、小型9インチと同時に、または単独で画像乱れが起きることがある。
以下にその例を示す。

2024/07/24 13:40~:9インチと大型TVの画像乱れ
→2024/07/26 20:17:千葉県東方沖、M3.4、最大震度2、深さ38km、97km

2024/08/08 10:20~13時台、16:30~16時台:9インチと大型TVの画像乱れ
→2024/08/08 16:42:日向灘、M7.1、最大震度6弱、深さ31km、843km

2024/08/17 15:12~:大型TVの画像乱れ
2024/08/17 15:12~23時台~:9インチと大型TVの画像乱れ
→2024/08/19 00:50:茨城県北部、M5.1、最大震度5弱、深さ8km、140km

このテレビとは別に、2階の寝室にある小型テレビも2CH(NHK教育テレビ)で全く映らなくなることがあり、この時も要注意となる。

■異様な眠気

これもそう頻繁に起きることではないが、昨夜は異様な眠気に襲われ、横になったら寝てしまった。

11/11 19:20~22:20頃~:異様な眠気で横になり寝落ち。

その他、今日の千葉県南部の前兆の可能性がある事象をまとめると、以下の通りとなる。

◎11/08の前兆

11/08:頭痛体感により11/11~12を予測
(独自に導き出した「頭痛体感3~4日ルール」による)

◎11/11の前兆

09:50頃、17:00頃、19:20頃:右耳で血管がドクドク脈打つ。
17:00頃~:ハムスターの羽夢菜が起きていた。
18:20~:9インチTV画像乱れ
19:20~22:20:異様な眠気で横になる。

◎11/12の前兆

08:00頃~:起床時から強い金属音の耳鳴りが続く。

■なぜ前兆現象が起きるか

そもそも、なぜ地震の前に前兆現象が発生するのか?

その疑問に明確な答えを出してくれたのは、この道の先駆者であった、池谷元伺・大阪大学大学院教授(1940/05/17-2006/03/14)だった。

専門は、原子力学、広領域、応用物性、惑星科学、原子力学だった。

私は2005年1月に、池谷氏の著書『大地震の前兆 こんな現象が危ない』(青春出版社(PlayBooks)、2000年11月20日発行)を読んで、ショックを受けた。

本書では、動物、気象・家電・植物などに見る前兆現象を紹介していて、それらの多くが電磁波で説明ができると説く。

それ以来、池谷氏の地震前兆関連の著書は、私にとって「バイブル」となった。

いつかお会いできる機会があれば良いと思っていたが、著書に出会った翌年、2006/03/14に、心不全で逝去された。
享年65歳だった。

※下記の本は2005年に発売の改訂版。このような貴重な本であるのに、Amazonで古書が中々なくならないのが不思議。 【Amazon】『【緊急改訂】大地震の前兆 こんな現象が危ない (プレイブックス 877) 』


■岩石破壊

池谷氏の説では、地震発生前に地下で岩石破壊により、電磁波が発生する。
それが地上に達して、動物、ヒト、電気製品など様々なものに影響を与えることにより、地震前兆現象が発生する。

たとえば、うちで飼っているハムスターのような小動物はヒトよりも電磁波に過敏で、普段よりも運動量が増えて走り回ったりする。

また、私のような電磁波に敏感な人間が感知して、頭痛・耳鳴りなどの「体感」として現れることになる。

この記事で書いたような、テレビ画像乱れ、頭痛、耳鳴り、ハムスター異常行動、異様な眠気なども、池谷説によれば、岩石破壊により発生したパルス電磁波が原因となっていることになる。

たとえば、ある事象が地震前兆現象であるかどうかは、それが「電磁波過敏症」の症状とされているかどうかを調べることにより、更に研究する価値があるかどうかをある程度判断できる。
今日はこのへんでやめておく。


※『【緊急改訂】大地震の前兆 こんな現象が危ない (プレイブックス 877) 』は一般向けの分かりやすい内容だが、より科学的視点から書かれたのが、動物前兆に関する下記の著書。
【Amazon】『地震の前、なぜ動物は騒ぐのか: 電磁気地震学の誕生 (NHKブックス 822) 』






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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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