一昨日11/21 08:00頃(日本時間)にアイスランド・レイキャネス半島で噴火があったが、ここが噴火すると日本周辺でも大地震や大規模火山噴火が続くことがあり、その例を紹介する。
■アイスランド噴火
2024/11/21 08:14(JST)頃:アイスランド南西部レイキャネス半島で噴火が発生し、溶岩流が3km先に流れた。
アイスランドは、ユーラシアプレートと北米プレートの境目に位置し、「ギャウ」と呼ばれるプレートの裂け目が世界最大規模で広がる場所として知られる。
■3年前の大噴火
3年前の2021/04/03の記事で、03/19にアイスランドのレイキャネス半島で大規模な噴火が起きたことを書いていた。
では、この後でどういうことが起きたかというと、下記の通り世界や日本で大きな地震や火山噴火が続いていた。
【新】2021/03/13 :
【+6】2021/03/19:アイスランド・レイキャネス半島ファグラダルスフィヤル噴火
【+7】2021/03/20 19:09:宮城県沖、M6.9、最大震度5強
【-2】2021/03/27 07:02:宮古島北西沖、M6.2、最大震度2
【S】2021/03/29 12:00頃:満月
【+2】2021/04/01:イタリア・エトナ火山噴火
【M】2021/04/12 11:31:新月
【-3】2021/04/24 09:03:トンガ、M6.5
【S】2021/04/27 12:33:満月 0時頃にカイト
【+4】2021/05/01 10:27:宮城県沖、M6.8、最大震度5強
【M】2021/05/12 04:00:新月
【0】2021/05/12 23:05:北インド洋、M6.7
【+2】2021/05/14 08:58:福島県沖、M6.3、最大震度4
【-7】2021/05/19:イタリア・ストロンボリ火山噴火。
【-7】2021/05/19:イタリア・エトナ火山噴火。
【-5】2021/05/22 07:13:南太平洋フツナ島沖、M6.5
【-4】2021/05/22 03:04:中国青海省、M7.3、犠牲者2人
【-4】2021/05/22:コンゴ・ニーラゴンゴ山噴火、溶岩流が住宅地に達し大きな被害、犠牲者32人。
【月】【S】2021/05/26 20:00頃:皆既月食
【+4】2021/05/30:イタリア・エトナ火山噴火。
このように、噴火のオンパレードという趣だった。
世界の大プレートの境界にある火山であることもあり、その影響は世界の広い地域にわたると考えておくべきだろう。
■今回の噴火の後では
今回の噴火は、今年08/22の噴火よりは規模が小さいというが、それでも上記のような事情があるため、あまり油断してはならないだろう。
今回、11/16のスーパームーン満月の前後に起きた地震・噴火を以下に示す。
【-5】2024/11/11 01:49:キューバ南沖、M6.8、深さ14km
【-1】2024/11/15 14:28:パプアニューギニア・ニューアイルランド島、M6.6、深さ52km
【0】2024/11/16 06:29:★★★★★スーパームーン+満月
【+1】2024/11/17 21:16:奄美大島北東沖、M6.0、最大震度3、深さ10km
【+3】2024/11/19:諏訪之瀬島噴火、噴煙高さ1400m
【+5】2024/11/21 08:00頃:アイスランド・レイキャネス半島で噴火、溶岩流が3km先に流れる。
■今日の地震前兆
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