【地震前兆】茨城県・柿岡の地磁気擾乱データが「Severe storm」超+各地でオーロラ観測で大地震に注意か

2024/10/11

磁気嵐 太陽フレア 地震前兆

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今日、茨城県・柿岡の地磁気擾乱データが約1ヶ月ぶりに「Severe storm(激しい磁気嵐)」を超える値となり、過去には最大震度4の地震が起きたこともあるので数日間は注意が必要となる。

■磁気嵐

茨城県・柿岡観測点の「地磁気擾乱データ」の、今日10/11 06:00~09:00の値は下記の通り。


「Severe storm」超えは09/12 15:00以来、約1か月ぶりとなった。
この時は、3日後に下記の地震が起きた。

2024/09/16 01:51:茨城県南部、M4.1、最大震度2

このように、ごく近場が震源だとM4クラス程度で終わることもある。
だが、常にそうとは限らない。

■強めの地震

その1ヶ月ほど前には、下記の事象があった。

2024/08/12 21:00:Severe storm+

その3日後に、下記の地震が発生した。

2024/08/15 20:20:神奈川県西部、M4.4、最大震度4

このように、やや離れたところで強めの地震が起きることもある。

■太陽Xフレア

3日ほど前から太陽で最大級のXクラスのフレア+CMEが相次いでいる。
10/08 04:02には最大のX2.1が発生し、CMEも伴っていた。


10/08以降は、M6クラス以上の地震は世界でまだ起きていない。

■北海道などでオーロラ

また、Xフレアに伴って世界各地でオーロラが観測されている。
下記の写真は昨夜オランダで観測されたもの。


北海道でも、今日未明3~4時頃に低緯度オーロラが観測された。

■オーロラの後で大地震

東京大学名誉教授・村井俊治氏は、オーロラ出現の後で大きな地震が起こり得ると語っている。


以下に、そのような可能性がある事例をいくつか紹介する。

【-3】2019/05/16~05/17:米国や英国でもオーロラ観測
【満】2019/05/19 6:12、満月
【+6】2019/05/26 07:41UTC:ペルー北部、M8.0、死者2人。

約10日後に南米でM8クラスの地震が起きた。

【-7】2023/02/28:北海道で7年ぶりにオーロラ観測
【-6】2023/03/01 14:36:パプアニューギニア、M6.6、深さ601km
【満】2023/03/07 21:42

【S】2024/05/08 12:22:新月
【太】2024/05/11 10:10:X5.8+CME
【+3】2024/05/11夜:富山県滑川市でオーロラ観測
【-3】2024/06/03 06:31:石川県能登地方、M6.0、最大震度5強
【新】2024/06/06 21:38

別記事で書いている事象も含めて、数日間は世界的に大きめの地震に注意した方が良いだろう。


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