今日09/26 16:01に釧路沖でM5.7・最大震度4の地震が起きたが、「異常震域の法則」に当てはめることができるために今後大きめの地震が起こり得る地域・時期を予測する。
■釧路沖
地震の詳細は以下の通り。
2024/09/26 16:01:釧路沖、M5.7、最大震度4、深さ60km
最遠では約760km離れた新潟県まで震度1となった。
■天体配置
まず、私はnote定期購読マガジン『大地震・前兆ウォッチマガジン』の9月版の記事「地震予測中情報2024年09月版」で、天体配置などによる地震の要注意期間を★の数で示している。
昨日から今日は、下記のように★4つとして、警告していた。
2024/09/25~26:★★★★カイト
9月は、09/14~09/27の2週間でカイトを含む天体配置が続くため、最要注意としていた。
結果として、今日までに、以下のように世界で大地震や火山噴火が集中した。
【-3】2024/09/15:ハワイ島キラウエア火山噴火。
【-2】2024/09/16 07:22:カナダ沖、M6.6
【-2】2024/09/16 20:36:サイパン島沖、M6.3
【-1】2024/09/17 18:49:米テキサス州西部、M5.1
【月】【S】2024/09/18~19:★★★★★満月・部分月食+スーパームーン+カイト
【+4】2024/09/22 06:24:アルゼンチン北部、M6.0
【+6】2024/09/24 04:51:インドネシア・スラウェシ島沖、M6.0
【+6】2024/09/24 08:14:鳥島近海、M5.9、最大震度1、津波注意報発令。
【+6】2024/09/24 23:00まで:諏訪之瀬島で中規模噴火2回。噴煙高さ1100m。
これは、通常の満月ではなく、月食+スーパームーンという強力な月齢であり、且つ「カイト」が長期にわたって続く期間だったことが最大の要因となっていると思われる。
■前兆現象
この地震の前兆としては、イオノグラムがある。
地震発生直後の16:05のデータになるが、まだ電離圏では地震に対応する事象が出ていた。
このように、地震が発生した直後でも上空の電離圏では対応するデータが残っていることがある。
■異常震域の法則
今回の地震は、「異常震域」との報道は見られないが、1ヵ所だけ最遠の離れた地点で震度がついたために、「異常震域の法則」に当てはめて、今後起こり得る地震を予測する。
下記マップは暫定的なもので、気象庁の震度データベースに収められた後で描き直す予定だ。
このように、最遠の震度1となった新潟県・田上町を中心とした半径300kmの円内で、マップで示す期間中に地震を予測している。