今月は東北沖を2件の台風が通過する異例の事態となったが、5号と7号の進路から地震に要注意な地点を割り出したところ、ちょうどリシルさんと古谷佳子さんが予測している「三陸沖」と被ることがわかった。
■台風5号と7号
まず、台風5号が東北沖を北西に向かっていた頃に、ある地点を「迂回」するかのような進路を取っていたので、このあたりで地震が起きる可能性を考えていた。
だが、その後に7号が迂回した地点を通過して、どうもこの予測は「ハズレ」となったようだとわかった。
台風7号が、その「迂回」した地点のど真ん中を東へ進んで行ったためだ。
■三陸沖か?
そうなると、今度は5号が08/11 09:00に北へ進路を変えた反対側が気になってきた。
一時は北へ向かったが、それより北へ進まなかったことと、7号も08/17 12:00時点で進路を東へ変えて進んで行ったことから、その北方で大きな地震があるのではないかと。
そして、そこは08/11の記事で書いたように、リシルさんと古谷佳子さんが別々に揃って大地震に注意を促している「三陸」だった。
2人は「三陸沖」とまでは行っていないが、普通に「三陸」と言った場合は、3.11をはじめ過去に巨大地震が多発していた「三陸沖」と解釈するのが妥当だろう。
たとえ三陸沖としても、二人は「いつ」とは言っていないのと、台風による予測も、大きな地震ほどタイムラグが長くなるため、時期の推測は中々難しい。
今後も台風や他の地震前兆などを注視することにしたい。