08/06に発生した台風5号は日本の東の海上を北進していて、明日の朝から昼にかけて東北に上陸する見込みだというが、「台風は地震の震源を迂回して進む」という自説によると不審な動きが見られるので周知しておく。
■台風5号
まず、台風5号は08/06 21:00頃に小笠原諸島の南西沖で発生した。
そして現在は下記の図のように福島県沖あたりを北西に進んでいる。
こちらも5号と同様の進路を進んでいて、このままだとダブル上陸の可能性もあるかもしれない。
■台風5号が迂回?
問題は、下記マップのように、台風5号が不審な進路を取っている部分があること。
これまでの私の研究では、台風が将来の大地震の震源を「迂回」して進んでいるかのようなケースがあった。
一つ典型的な事例を挙げると、下記の2014年秋の台風18号の例がある。
ここでは、2014/09/30に台風18号が北マリアナ諸島を進んでいる際に、ある地点を「迂回」するような形となっていた。
そして、マップに書き込んだように、その1週間ほど後の2014/10/065 23:04に、その迂回した地点でM5.9の地震が発生した。
■他にも同様の事例多数
他にも、過去のブログ記事で紹介していて、それによって地震の発生をあらかじめ「予測」できた例もある。
もっとも、台風が進路を変更するのは、一般には高気圧の境界を避けるような形で進むことがある。
だが、そうではない場合に不審な進路の変更が見られる場合は、その後の大規模な地震の発生を疑うことにしている。
あくまでも可能性だが、今後の台風5号の進路を注視したい。
台風5号・6号の予想進路の周辺の東北の方々は、台風の進路に十分注意して防災意識を高めて過ごしてください。