今日フィリピン南島沖でM7.1の地震が発生したが、超深発地震のためもあり日本など周辺への影響が記念される。
また、3日前に宮崎市で開花した世界最大級の花ショクダイオオコンニャクの開花とも「シンクロ」している可能性がある。
■フィリピンM7.1
地震の詳細は以下の通り。
フィリピン南島ミンダナオ島西沖、M7.1
- Time
- 2024/07/11 02:13:17 UTC
- 2024/07/11 02:13:17 UTC at epicenter
- 2024/07/11 11:13日本時間
- Location
- 6.065°N 123.161°E
- Depth
- 620.08 km (385.30 mi)
この地震による日本への津波の恐れは無い。
■超深発地震
地震の深さが620kmと、超深発地震というべき深さだった。
深さが620km以上で且つM7.0以上の地震は、1900年以降では20回しか起きていない。
このうち、フィリピン周辺では4回起きていたが、下記の通り全ては今日と同じくミンダナオ島の西部で起きていた。
その後に続いた大規模な地震も付しておく。
■フィリピン海プレート
他に、地理的にもフィリピンの大地震は注意が必要だ。
というのも、フィリピンは菱形のフィリピン海プレートの南端付近にあり、このあたりで大地震が起きると反対側でも地震が続くことがあるためだ。
下記マップは、07/11 21:40時点の過去24時間に起きたM2.5以上の地震を示す。
上記マップにあるように、フィリピンの地震の直後から、能登半島の南方の富山湾でM4.6・最大震度3などの地震が4回ほど続いている。
下記Instagramの第一報にある天体配置は、下記の通り。
下記の天体配置図はフィリピンM7.1の発生時のものだが、これから明日にかけては、より注意が必要なものとなっていく。
■ショクダイオオコンニャク開花
昨日07/10の記事で書いた、世界最大級の花「ショクダイオオコンニャク」の開花は、今日のフィリピンの地震と関係があるかもしれない。
といっても、開花した宮崎市から震源は3000km以上あり、これが遠方の地震の前兆だったなどと主張するつもりはない。
そうではなく、双方のタイミングが「月齢」と関係がある可能性を考えているということ。
というのも、昨日の記事を投稿した後で気が付いて追記しているように、ショクダイオオコンニャクの開花時期は、月齢と同期している可能性があるということ。
つまり、大きな地震が発生するタイミングと類似している。
このことについては、たとえばクロチクなど竹の開花にもタイミング的に共通した要素があるかもしれない。
今回、フィリピンでM7.0以上、深さ600km以上の条件で見つかった過去の地震4件のうち、3件については、その前後に日本でショクダイオオコンニャクの開花があった。
【日】【S】2010/07/12 04:40:新月・皆既日食
【-3】2010/07/24 07:08:フィリピン南島西沖、M7.3、深さ607km
【-3】2010/07/24 08:15:フィリピン南島西沖、M7.5、深さ640km
【-8】2010/08/02:鹿児島県、ショクダイオオコンニャク開花
【S】2010/08/10 12:08:新月
【0】2010/08/10 14:50:三陸沖、M6.3、最大震度4、深さ30km
【-2】2017/01/10 15:13:フィリピン南島西沖、M7.3、深さ627km
【満】2017/01/12 20:34
【月】2017/02/11 00:45UTC:半影月食
【+8/-7】2017/02/19 18:19:千葉県北東部、M5.4、最大震度4、深さ52km
【日】2017/02/26 金環日食
これらについては、7月中に発行する予定のnote定期購読マガジン(恐らく『夢求三昧マガジン』の方)で最新の発見を含めて紹介する予定でいる。