昨夜07/16 22:19に茨城県南部でM4.2・最大震度3の地震が起きたが、昨日の記事で紹介した横浜のリュウゼツラン開花は、この地震の前兆だったようだ。
他にも、まだ対応する地震が起きていない各種レア開花は西日本で集中していて、数日間は注意した方が良いかもしれない。
■リュウゼツラン
昨日07/16の記事では、世界最大級の花ショクダイオオコンニャクの開花が桜島の爆発的噴火の前兆だった可能性を紹介した。
更に、鹿児島県のアガベ科・アオノリュウゼツランの開花も同様に噴火前兆だった可能性があるとして書いた。
この記事で紹介した、下記の開花事例について、対応する地震が起きた。
・2024/07/13:神奈川県横浜市港南区の環状2号「上永谷駅入口」交差点、アオノリュウゼツラン開花。
→2024/07/16 22:19:茨城県南部、M4.2、最大震度3、深さ70km
港南区のアオノリュウゼツラン開花地点から震源までの距離は、約92kmだった。
■ハスイモ
また、新たに調べ始めた植物で、サトイモ科の「ハスイモ」がある。
まだ過去事例は調べていないが、これも昨夜の茨城県南部の前兆だったかもしれない。
・2024/07/16:茨城県ひたちなか市東石川の畑、ハスイモ開花
→2024/07/16 22:19:茨城県南部、M4.2、最大震度3、深さ70km
開花地点から震源までの距離は52kmだった。
■出身地が怪しい
これまで調べてきた、数十年に一度などの稀にしか開花しない植物の「出身地」(原産地)を調べてみると、また怪しくなってきた。
【サトイモ科】
・ショクダイオオコンニャク:インドネシア スマトラ島
【アガベ科】
・アオノリュウゼツラン:メキシコの乾燥地帯
【サボテン科】
・月下美人:メキシコの熱帯雨林地帯
・ハシラサボテン:アフリカ、インド、南米
つまり、大地震多発地帯ばかりだということ。
なぜこのようなことを調べたかというと、うちで地震前兆現象の研究用に観察している草木も、同様に中南米など大地震多発地帯が多いためだ。
・オジギソウ: ブラジル
・ネムノキ: 南アジア、日本
・シロバナネムノキ: カリブ海域の西インド諸島
・ヒネム: メキシコなど熱帯アメリカ
・エバーフレッシュ: ボリビア、ブラジル
今のところ説明原理は謎だが、非常に興味深い一致ではある。
■西日本は注意か
これらの怪しい植物のうち、ここ数日で開花したもので、まだ対応する地震が起きていないものがある。
・2024/07/11:奈良県明日香村、岡寺、ハス科ソウトウレン(双頭蓮)開花
・2024/07/13:愛知県一宮市、サボテン科・月下美人、5輪開花
・2024/07/16:岡山県岡山市北区、備中高松城址公園、ハス科ソウトウレン開花