昨日07/14夕方に桜島が爆発的噴火を起こして噴煙が4500mの高さまで上ったが、九州では世界最大級の花であるショクダイオオコンニャクが開花したばかりで、これが「噴火前兆」だった可能性を検討する。
■ショクダイオオコンニャク
07/08に宮崎市の植物園で、世界最大級の「ショクダイオオコンニャク」が開花したことは、07/10の記事で紹介した。
これに対応する地震がまだ起きないと思っていたら、6日後に桜島が爆発的噴火を起こした。
これだったのかと、納得した。
上記Instagramで書いているが、これまで植物の異常と火山噴火の関係については、全く考えていなかった。
・2024/07/08:ショクダイオオコンニャク、昼頃に開花
(宮崎県宮崎市青島2-12-1、宮交ボタニックガーデン青島)
→【6日後】2024/08/14 18:19:桜島が爆発的噴火、80km
6日後というタイムラグと、80kmの距離を考慮すると、やはり前兆現象だった可能性があるだろう。
■同様の事例
では、同様に桜島の噴火の前に、レアな植物の開花があっただろうか。
1ヶ月以内だけでも、2回の事例があった。
・2024/06/30:アガベ科・アオノリュウゼツラン開花
(指宿市山川岡児ケ水、フラワーパークかごしま)
→【5日後】2024/07/04 22:08:桜島が爆発的噴火、47km
・2024/07/02:アガベ科・アオノリュウゼツラン開花
(鹿児島県東串良町川東の民家)
→【2日後】2024/07/04 22:08:桜島が爆発的噴火、40km
いずれも100km未満の近場で、2~5日後ということを考慮すると、可能性は高いだろう。
リュウゼツランは、メキシコに分布する大型の多肉植物で、数十年に1回開花する。
そのため、ショクダイオオコンニャクと同様にレアな事象としてニュースで取り上げられることも多い。
地震前兆と思われる事例も多く、東京都の日比谷公園でアオノリュウゼツランが開花した。
今朝、テレビ朝日の『ワイドスクランブル』で取り上げられていた。
今日は16件ほど過去の開花事例を調べてみたが、その殆どが数日後に周辺で地震/桜島噴火が起きていた。
すべての前兆事例データは、近いうちにnoteマガジンの方で公開することにしたい。