今日はで、石垣島で「柱サボテン」の花が咲いたという記事があり、興味を持って過去のニュース記事などを調べてみると、どうもその後に近場で地震が起きる「開花前兆」の可能性が見えてきた。
■「ハシラサボテン」
まず、「ハシラサボテン」とは何者か。
直立する「柱」のような形をしたサボテン属の総称だということは、私も今日調べて初めて知った。
サボテン科の多肉植物で、日本では5~8月に開花する。
下記の写真は海外サイトのもの。
サボテンなどの多肉植物は素人で、これがサボテンの花なのかと、見慣れないこともあって笑うしかない。
■石垣島で開花
今日見たニュース記事は、「沖縄タイムス」のもの。
石垣市真栄里の作業服店駐車場周辺で柱サボテンの大きな花が相次いで咲いたという。
ただし、時期が「6月中旬」とあるだけで、これでは正確な調査ができないのが残念だ。
開花の頻度はそれぞれ異なり、植えてから数年経ってやっと開花したとか、うちでは1年に3回くらい咲いたという人もいる。
■過去の開花
今日は過去のニュース記事などを調べて、ハシラサボテンの開花の後で近場で地震が起きたケースを洗い出してみた。
今日は12件ほどの開花事例を調べてみたが、うち10件で開花後に近場で対応する地震が起きていた可能性がある。
それらの全てのデータはいずれnote定期購読マガジンで発表するとして、今日は地震前兆の可能性がある数件を以下に紹介する。
※開花情報の行頭の【S新+0】はスーパームーン新月当日の意味。
◎【S新+0】2011/08/29:神奈川県座間市の民家で300輪開花。
→【2日後】2011/08/31 19:12:神奈川県東部、M3.6、最大震度1、18km
◎【S満-1】2022/01/26:茨城県笠間市の店舗で「鬼面角(キメンカク)」開花。
→【1日後】2022/01/27 06:09:茨城県南部、M4.1、最大震度2、80km
◎【M新-5】2022/06/24:和歌山県伊都郡九度山町の民家で開花。
→【2日後】2022/06/26 06:31:奈良県、M3.4、最大震度1、41km
◎【新+6】2024/06/12:テレビ朝日の荒井理咲子アナウンサー宅(東京?)
→【1日後】2024/06/13 21:39:千葉県北東部、M2.7、最大震度1、距離不明
■「開花前兆」の可能性
「鬼面角」というのは、柱サボテンの品種のようだ。
開花のタイミング的には、ショクダイオオコンニャク同様に、月齢と同期しているように思われる。
特に、これも同様に、通常の満月よりも、確率論的に頻度が低いスーパームーンや月食などの前後が多いようだ。
開花後に近場で地震が起きない例も見られることは、ショクダイオオコンニャクと同様だ。
非常に近場であれば、必ずしも大規模の地震の前兆とは限らないことも同様となる。
開花前兆の可能性は「有望」ということで、今後もデータを収集することにしたい。
ちなみに、07/10の記事で紹介した、世界最大級の「ショクダイオオコンニャク」が宮崎市で開花した事例は、まだ対応する地震が起きていない可能性が高い。
4日経って起きないとなると、ずっと地震が起きずに終わるかもしれない。
■今日の前兆現象
それから、昨日のうちの植物の異常は以下の通り。
開花前兆はそう多くなく、関東圏で揺れてもそうインパクトがない地震だろうと思っていたが、やはりそうだった。
上記の茨城県北部の地震は、今日の1本目で紹介した国分寺のイオノグラムに対応の第一弾だった。
ミニバラ「ワンダーファイブ」の写真は、こちら。
笑うほど小さい。
※サボテンも花を愛でたりして、結構楽しいかもしれない。
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