【地震前兆】能登半島地震から半年~あの時「予測」できていたこと~太陽フレア・天体配置・地震噴火連鎖など

2024/07/02

地震 地震前兆 防災

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元日の能登半島地震から昨日で半年経ったが、あの時は事前に様々な形で前兆があり、また「予測」していた人々がいたことを、今後の大地震の防災のためにもなるということで、振り返ってみたい。


■能登半島の地震

普通、大晦日や元日には、大きな地震が起きない「ことになっている」

たとえば、2022/12/31~2023/01/01の2日間には、M4.0以上の地震は1回だけだった。


2022/12/31/ 01:44:父島近海、M4.4、最大震度1、深さ51km


その1年前も、以下の通り。


2021/12/31 14:52:石川県能登地方、M4.3、最大震度3、深さ14km

2022/01/01 16:02:宮古島近海、M4.0、最大震度2、深さ28km


ここで、2年前の大晦日にも、能登半島で地震が起きていた。


2023年の1年間だけでも、石川県能登地方ではM4.0以上の地震が10回起きていた。

2020年までは、M4クラス以上の地震は殆ど起きていなかった。

それが、2021年からは年に10回前後起きるようになった。


地元の人々ならば、「これは何かある」と思わなければならない。

ところが、西日本の人たちは、楽観的すぎというか正常性バイアスというか、そういうことを考えてくれない。


■元日の大地震

閑話休題。

あの元日に、私は近所の産土神社である「武蔵野神社」に家族でお参りして、帰宅した直後のことだった。

TVの緊急地震速報で、前震である16:06のM5.5の地震を知った。


2024/01/01 16:06:石川県能登地方、M5.5、最大震度5強、深さ12km


そして4分後の地震では、ここ小平市も震度2の揺れに襲われた。


2024/01/01 16:10:石川県能登地方、M7.6、最大震度7、深さ16km。犠牲者282人



『私が見た未来』や『神々からのメッセージ2』を知っている我々には、元日に大地震が起きることが「たまたま」とは思えない。


しかも、今のこれだけの自民党の腐敗など、社会が乱れ切っている今ならば、尚更に。

ああ、これはまだ「始まり」かなと思えてくる。


■太陽フレア

以降で見て行くように、大地震の前には様々な予兆的な事象があった。

まず、太陽フレア。


【近】2023/12/17 03:54:近地点

2023/12/28 18:15:M1.1、CME

【-2】2023/12/28 18:15:択捉島南東沖、M6.6

【満】2023/12/30 05:02

2023/12/31 01:24JST:M1.4、CME

2024/01/01 06:36JST:X5.0、CME

【+5】2024/01/01 16:10:能登半島地震(能登半島北部)、M7.6、最大震度7、犠牲者168人

【遠】2024/01/02 00:29:遠地点


「近地点→遠地点」というウエーブの中で、遠地点の直前に起きた地震だった。


■天体配置

この分野のことは世界的に関わっている人は稀で、十分に説明しないと「星占い」の類と誤解されかねない。
オランダのフランク・フッガービーツ氏にアプローチは似ているが、その方法論は全く異なる。

私はソフトウエア設計開発歴25年の元SEで、経験により蓄積してきたデータ解析の手法も取り入れ、数十年の研究の末に現在のような手法にたどり着いた。

noteマガジン『大地震・災害前兆ウォッチマガジン』の2023年12月版で、月初に発行しているその月の地震予測で、2023/12/29の天体配置を挙げていた。

ここに現れた「カイト」(西洋凧型)が要注意で、過去には多くの歴史に残る大地震の際に見られたアスペクトだった。


このカイトが、2日後の能登半島地震の発生時まで続き、多少崩れたが「ほぼカイト」と呼べる形だった。


同様の例では、たとえば、熊本地震の前震(2016/04/14 21:26、M6.5、最大震度7)の時には、不完全ながら「ほぼカイト」のアスペクトができていた。


そして2日後の熊本地震の本震(2016/04/16 01:25、M7.3、最大震度7)の時には、なんと二重にカイトができて、パッと見では訳がわからなくなっていた。


4つの天体がカイトを形成すること自体が珍しいのに、それが二重にできるというのは非常に稀にしかないことだろう。

もう一つ、これでもかということで、大正関東地震(1923/09/01 11:59、M7.9、犠牲者・行方不明者10万5385人)の時のものを。
これも二重のカイトができていた。


ここまで書いても受け入れる人は少ないだろうとわかってはいても、荒れ野の説教者の心境で。

■アイスランドから始まる

次に、半月ほど前から起きていた月齢・太陽活動と地震・噴火を並べてみる。


【新】2023/12/13 08:32

【X2.8】2023/12/14 20:00

【近】2023/12/17 03:54:近地点 367899km

【+6】2023/12/19 07:17:アイスランド・レイキャネス半島で噴火

【+6】2023/12/19 09:59:中国・甘粛省、M6.2、犠牲者110人以上

【+1】2023/12/28 18:15:択捉島南東沖、M6.6、最大震度3

【満】2023/12/30 05:02

【太】2024/01/01 06:36:X5.0+CME

【+5】2024/01/01 16:10:能登半島地震、M7.6、最大震度7、犠牲者168人


犠牲者が出る被害地震・噴火が続いた。

やはり、そのような星回り+太陽活動だったということだ。


2023/12/21のブログ記事で、こう書いていた。


「過去のX2.8クラスのフレアの後では、2週間ほどは大きな地震・噴火が起きた例が多く、年内くらいは注意が必要だ。」



■秋田内陸からの連鎖

また、能登半島地震の2日前には、秋田県内陸で地震が起きた。


2023/12/30 08:45:秋田県沿岸北部、M3.2、最大震度1、深さ10km


この日のInstagramサブアカとブログ記事で、注意喚起していた。

「M3クラスの取るに足らない規模の地震だが、滅多に地震が起きない震源域では、得てしてその後に大きな地震が続くこともある。」



そして、実際に大地震が続いた過去事例を示しておいた。


■リシルさん

リシルさんは、2023/12/11 08:13の「震度4」と題したブログ記事で、1行だけ書いていた。


東北方面揺れそう!



東京から「東北」という方角は多少逸れたが、震度4以上の地震が起きた。

3週間弱ほど前から「体感」プラス「霊感」で地震を予測することは、リシルさんには普通のことだろう。



リシルさんも明菜さんも、会ったことはないが声と顔は知っている。

書いているものを読めば大体想像がつくと思うが、姉御肌の人。

ブログに入れなくなり、緊急時は私に知らせてくれることになっている。


■「異常震域」

そして極めつけは、「異常震域」を伴う深発地震の連続だった。

1週間前から「異常震域」を伴う地震が3回も続くのは、異例のことだった。


2023/12/25 13:49:三重県南東沖、M4.8、最大震度1、深さ340km


2023/12/26 15:30:鳥島近海、M5.2、最大震度1、深さ455km


2023/12/26 18:15:択捉島南東沖、M6.6、最大震度3、深さ30km


この3件の地震による予測では、1件は円から多少逸れたが、ほぼM7クラスの地震の震源を推定していた。


もっとも、予測通りにM7クラスの地震が起きることは稀であり、通常は2週間以内にM5クラスの地震が起きる程度で終わることが多い。


このようにまとめて見て行くと、やはり大地震はある日突然に起きるのではなく、ある程度は「起きますよ」とまで言わないまでも、それなりの前触れは示してくれることが多いということだ。



※阪神・淡路大震災の前兆の可能性がある事象を1500件以上集めた本。このような類書は皆無に近いが、「生物」なため、前兆かどうかの判断は読者に委ねられる。

【Amazon】『前兆証言1519: 阪神淡路大震』


※画像クリックで動画を再生。





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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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