台湾の林湧森氏が7日以内に日本・カリフォルニア・アラスカなど環太平洋でM7.5の地震を予測している。また日本海で地震が続き、海面水温も高いために地震に注意が必要だ。
■林湧森氏
台湾の林湧森氏が、今日ブログなどで最新の地震予測を発表した。
その予報は以下の通り。
2024/07/01 01:46UTC(10:46JST)地震予報:オレンジ:7日間以内に、カリフォルニア沖、アラスカ、または日本でM7.5の地震。
ちなみに、林氏は05/28に下記のように地震予測を行った。
2024/05/28 06:15UTC(15:15JST)地震予報:黄:30日以内に、日本・台湾・フィリピン・インドネシア・メキシコまたはペルーでM7.5。
→【31日後】2024/06/28 14:36:ペルー南部沖、M7.2、深さ28km
30日以内の予測を1日過ぎたが、M7.5の予測に近いM7.2の地震が、予測通りにペルーで起きた。
今回は7日以内と期間が短いが、07/06の満月トリガーに入るため、注意が必要だろう。
■青森県
別記事で周知の通り、今日は明菜さんのnoteマガジン『明菜の夢見るマガジン』7月版を発行したが、その明菜さんが久々にブログで「緊急‼」と題した記事を投稿した。
明菜さんは、今日は青森県八戸市にいて、ナビの受信障害が繰り返し発生していたという。
また、日本海・太平洋ともに魚の漂流情報も多く届くとある。
青森といえば、例の「黒潮続流」が青森沖あたりまで北上していたのが、先月あたりに北端が急に福島県沖あたりまで南下した。
これまでの自分の研究では、そうなると大きめの地震発生のリスクが高くなるために注意が必要となる。
■日本海
更に、私も日本海の方が気になっていた。
06/28のペルーM7.2の後の06/30 20:43に、「日本海中部」で地震が起きて、ギクッとした。
だが規模がM3.9・最大震度1とあったので、ガクッと来た。
この震源域では、1983/05/26に日本海中部地震(M7.7、最大震度5、犠牲者104人)が起きていたからだ。
日本海で大津波が起きたため、この犠牲者数となった。
また、日本海中部の後も、以下のように日本海で地震が続いている。
(下から古い順)
■日本海
それで、earthサイトで日本海の海面水温異常(偏差)を確認してみた。
最新の06/27時点のデータだが、能登半島から佐渡あたりが、高い偏差を示す黄色になっている。
比較用として、1ヶ月前の05/27時点の海面水温異常を以下に示す。
このように、同海域が黄色よりも低い赤色になっている。
つまり、海面水温の偏差が急上昇しているこのあたりで、地震に注意が必要ということになる。
ただし、これまでの私の観察では、大きな地震が起きる直前になると海面水温が低下する傾向にある。
そのため、もし実際に大きな地震が起きるならば、黄色から赤色くらいに変化した後が要注意ということになる。
■体感
時間が押しているので、これだけ書いておく。
この記事を書いている22:55時点で、起床時から非常に強く続いていた金属音的な耳鳴りが、頭がおかしくなりそうなほどに強くなっている。
イオノグラムを見ると、直近ではむしろ稚内や沖縄の方が強いので、多少離れたところか、または日付が変わってから揺れるのかもしれない。