【地震情報】八丈島東方沖でM5.6最大震度2~大地震の連鎖パターンや南海トラフとの関係は?

2024/06/25

開花前兆 地震情報 地震前兆

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さきほど八丈島東方沖でM5.6・最大震度2の地震が起きて、ここ小平市も震度1の揺れだった。黒潮大蛇行や南海トラフ巨大地震との関係や、この震源域で大きめの地震が起きると、その後どのあたりで地震が続くのかを過去データで解析してみた。

■八丈島東方沖

まず、地震の詳細は以下の通り。

2024/06/25 17:31:八丈島東方沖、M5.6、最大震度2、深さ40km、290km



当初の発表ではここ小平市は震度2だったが、その後に震度1に修正された。

■北方へ連鎖?

上記のInstagramでも書いたが、このあたりで大き目に揺れると北方の南関東あたりに連鎖するパターンが多い。

その例を以下に示す。

・2005/07/10 08:37:八丈島東方沖、M5.8、最大震度3、深さ55km
→2005/07/23 16:34:千葉県北西部、M6.0、最大震度5強、深さ73km

・2018/03/25 23:37:八丈島東方沖、M5.8、最大震度3、深さ41km
→2018/03/30 08:17:茨城県沖、M5.1、最大震度4、深さ56km

・2019/07/30 05:37:八丈島東方沖、M5.9、最大震度3、深さ59km
→2019/08/04 19:23:福島県沖、M6.4、最大震度5弱、深さ45km

・2022/05/23 00:17:八丈島東方沖、M6.1、最大震度1、深さ37km
→2022/05/29 15:55:茨城県沖、M5.3、最大震度4

そのため、しばらくは北方への連鎖を警戒した方が良いだろう。

■南海トラフ

南海トラフ巨大地震の発生条件として、過去のすべての地震が7月~2月に起きていたため、今後が発生条件の一つが整うことになる。

ただし、これまでの私の研究では、黒潮大蛇行の存在がわかった以降のすべての南海トラフ巨大地震は、黒潮の非大蛇行期に起きていたため、たとえ7月以降でも、発生の可能性は非常に低いことになる。

現在の黒潮の状況は下記の図の通りで、2017年秋以来の大蛇行はまだ終息の気配を見せていない。


このことは、過去のnoteなどで公開しているが、南海トラフ以外の大平洋沖の大地震の解析結果からも、やはり大地震の発生が大蛇行の渦の周囲では抑制されることがわかっている。

■開花前兆

この地震の開花前兆の可能性があるものは、昨夜から関東の内陸で地震が続いているので、判断が難しい。
昨夜以降に開花したものを挙げておく。

・2024/06/24 17:30:ヒネム2輪開花
2024/06/24 17:30:シロバナネムノキ1輪開花
◎2024/06/25昼:ミニバラ1輪開花
2024/06/25昼:ニチニチソウ1輪開花
2024/06/25 17:00:ヒネム2輪開花
2024/06/25 17:00:シロバナネムノキ3輪開花

◎印は、八丈島東方沖の前兆と思われる。


これまでの観察では、やはり1回だけの地震よりも複数回起きる時の方が開花が多くなるようだ。

厳密にいえば、地震の規模や震源までの距離も考慮しなければならず、判断は非常に複雑になる。

これだけ多くの草木の観察は今年になって始めたもので、まだ多くのデータを重ねて行く必要がある。

ミニバラやニチニチソウは、「有望株」ではある。


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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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