【地震前兆】120年に一度のタケ開花に続いて、数十年に一度のリュウゼツランが各地で開花か

2024/06/21

開花前兆 植物地震前兆 地震前兆

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3日前にnoteマガジンで紹介したように、今年は春に入り、60年または120年に一度咲くというタケ(クロチクなど)の開花が相次いでいるが、今度は数十年に一度というリュウゼツランが数カ所で開花目前となっている。

この植物の開花が地震前兆となる事例があったかどうか調べてみた。


■リュウゼツラン

まず、この不可思議な植物についての基本知識を。


リュウゼツラン(竜舌蘭)は、リュウゼツラン科の単子葉植物の分類群で、100種以上がある。

メキシコを中心に、米国南西部や中南米の熱帯域に自生する。


植物学的な説明が非常にややこしく、より詳細はWikipediaの項を参照してください。



■横浜市

まず、今日テレビで見たのが、横浜市の港南区の事例。

今日06/21 18:20頃のテレビ朝日「スーパーJチャンネル」を付けていたら、たまたま紹介されていた。


横浜市港南区丸山台1丁目4の「上永谷駅入口」交差点の中央分離帯に植えられていたもの。

Googleマップで探すと、同交差点のストリートビューで、最新の2023年10月撮影分を見ると、まだ伸びる前だが、はっきり写っている。



10年前に遡ると、もう見当たらない。

少なくとも、2020年11月時点のストリートビューでは、それと思われるものが見られる。



それが、今はこんなに伸びた。



現在はこのような状態だが、「いつ咲くのか?」というところで終わっている。



■三重県志摩市

次は三重県志摩市の例で、この「幻の花」が相次いで開花目前となっているという。

こちらは志摩スペイン村のバスロータリーにある「アオノリュウゼツラン」。



志摩スペイン村の設立時1994年に植樹されたものが、来月開花しそうだという。



■鹿児島県

次は、2024/06/16付の南海日日新聞Web版の記事より。

鹿児島県・龍郷町芦徳のホテルカレッタのエントランス脇で、11年前のオープン時に植えたものが開花した。




初めて開花したという報道が出てきたが、写真が小さくわかりずらい。

そこで、別のフリー写真を載せておく。



■地震前兆の可能性

以下に、リュウゼツランの開花の後で近場で地震が起きた事例をいくつか紹介する。


◎東京都

2022/08/03:東京都中央区・浜離宮恩賜庭園:アオノリュウゼツラン開花。

→【10日後】2022/08/18 13:07:千葉県東方沖、M5.0、最大震度3、深さ20km


◎香川県

2024/02/20:高松市・女木島の休校中の小学校の中庭:リュウゼツランの小さな花がたくさん咲き始めた。

→【6日後】2024/02/26 15:24:伊予灘、M5.1、最大震度4、距離約170km


それほど大規模ではないものの、遅延と距離からすると、前兆である可能性はあるかもしれない。


自分的には、うちの地震前兆を示す草木の多くが中南米産であることから、メキシコ産のリュウゼツランも、もしかしたらという気持ちはある。

リュウゼツラン類が地震前兆を示すとは誰も言っていないわけだが、今後もこのようなケースを積み重ねて検証していきたい。



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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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