昨日05/24夜に高知県・室戸岬の漁港で、珍しい深海ザメ「メガマウス」が捕獲されたが、過去には内外で捕獲の後で大きな地震が起きることは多く、注意が必要となる。
■メガマウス
2024/05/24 18:00すぎに、戸岬の三津漁港の沖合の定置網に、メガマウスがかかっていた。
体長6m、体重はおよそ2トンの大物だった。
網にかかってから2時間後に息絶えていたという。
メガマウスは、ネズミザメ目メガマウスザメ科に属するサメで、太平洋やインド洋などの水深200m付近の深海に生息する。
過去に世界で270数体しか確認されていないため、「幻のサメ」とも呼ばれる。
それほど珍しいサメであり、多くの場合はその後に周辺で大き目の地震が発生する。
■過去の前兆事例
私の前兆事例データベースでは、メガマウス出現45件中31件で1~2ヵ月以内に周辺でM5.0以上の地震が起きていた。
最近の国内の地震前兆と考えられる事例では、下記のものがある。
2021/06/11:千葉県館山市左間沖1kmの定置網にかかった。
→2021/06/25 04:47:千葉県東方沖、M6.1、最大震度5弱、遅延14日、距離146km
2021/06/15:千葉県館山市・館山港、翌日にかけて湾岸で泳いでいた。
→2021/07/16 13:19:八丈島近海、M5.4、最大震度4、遅延31日、距離200km
過去の高知県室戸岬の事例は、9年前にあった。
・2015/04/01:高知県:メガマウス、定置網に入った。
→2015/05/18 18:34:日向灘、M4.5、最大震度2、17日後、距離220km
→2015/05/30 20:23:小笠原諸島西方沖、M8.1、最大震度5強、59日後、距離862km
最初はM4クラスと小規模だったが、その後に起きたM8クラスは、遅延と距離からして、どちらが前兆だったかの判断が難しく、場合によっては両方だった可能性もある。
このように、たとえ今後に地震が起きても、そう大したことのないM4クラスの地震で終わることもあり、また全く地震が起きないこともある。
■明菜さんマガジン
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