【地震防災】大地震・津波の被害を免れる「最大の防災」とは?能登半島地震の被害を繰り返さず東日本大震災級の津波から助かるには?

2024/05/24

首都直下地震 東日本大震災 防災

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今日の秋田県の明菜さんのブログを読んでいて、「最大の防災とは何か」について書きたくなって、どうすれば大地震や津波などの大災害で被災しないかを、思いつくままに書いてみたい。


■最大の防災とは

今日の明菜さんのブログ記事「自分の直感信じて…‼‼」を読んでいて、「防災」について考えさせられることが多かった。



多くの人々は、防災というとすぐに食料備蓄を言い出す。

だが、明菜さんが書いているように、最低でも3日分の食料があれば足りる。

国や自治体などは、被災して飢えている人々を見放したりはしない。


この地震大国・災害大国である日本で、なぜこうも繰り返し多くの人々が無くなる災害に見舞われるのか。


「防災」について、重要だと思うことを思いつくままに書くと、以下のようになる。


・最優先は食料備蓄ではない(過去に飢えて亡くなった人はどれだけ?)

・命を奪われる住居に住まない。

・「先祖代々の土地」を捨てる覚悟が必要。

・大地震リスクが高い土地に住まない。

・津波が襲う土地に住まない。


私は、還暦過ぎて六十余年生きてきて、大きな災害によって被災したという経験が、まったくない。

それは何故かというと、一つには「護られている」こと。

もっとも、こちらから「護ってください」と願っているわけではないが。


しかも、住む土地さえも「指示される」ために、結果的に危険な土地に住むことがないということもある。


もっとも、いつまでもそういう状態が続くかというと、そうとも限らないらしい。

というのも、能力ある人々と交わっていると、将来のことを予言されたりするので。


以下に、思いついたことの一部について解説する。


■大地震リスクが高い土地に住まない

こう書いて、現在進行形的に起きていることで強く思うのは、やはり能登半島の現状だ。


「大地震は、いきなり突然に起きるものではない」


常日頃からそう思っているが、明菜さんも今日のブログで、地震の前には必ず何かしらの前兆があると書いている。


能登半島の例を挙げれば、昔から繰り返し大地震が起きて、その度に海岸が隆起し、階段状の「海岸段丘」が形成されていった。



近年でも、以下のような大地震が繰り返し起きていた。


・2007/03/25 09:41:能登半島地震、M6.9、犠牲者1人

・2023/05/05 14:42:能登半島沖、M6.5、最大震度6強

・2024/01/01 16:18:能登半島地震、M7.6、最大震度7、犠牲者238人


能登半島で被災した方々の多くが、特にお年寄りに多いが、どんなに酷い目に遭っても、故郷を離れたくないという人が非常に多い。


日本人は、良くも悪くも土地に縛られ、その土地に定住して子々孫々生きて行く。

だが、能登半島のように被災リスクが非常に高い土地は、思い直すべきだろう。


■地盤が弱い土地

気象庁の震度データベース検索で、以下の条件で大地震を検索してみた。


1919/01/01~2024/05/20:M6.0以上、最大震度5弱以上


検索結果:262件

うち内陸震源:約72件

海沿い以外の内陸震源:約26件


このように、内陸が震源となる大地震は、海沿いで起きている。

やはり、沿岸部の昔は海だったという土地は、地盤が弱く、液状化のリスクも高くなる。


1995/01/17の阪神・淡路大震災では、倒壊して犠牲者が多く出た土地の多くが、昔は川だった「旧河道」のような軟弱地盤だった。


一戸建て住宅を建てるなど、不動産をもってしまうと中々移住が難しくなる。

住む家を買う場合には、日本のどこでも絶対に検討すべき要件だろう。


■津波が襲う土地に住まない

日本の都市は、基本的に海沿いに人々が集うことによって形成されていった。

水が人間にとって必須なものであるということもある。


だが、日本のような島国の地震大国では、そのような都市は津波のリスクが非常に高くなる。


能登半島の人々の話に戻るが、なぜ多くの人々が土地を離れようとしないのかについて。

「先祖代々住んできた土地を手放せない」からということがよく言われる。


だが、そこに住み続けることを、果たしてご先祖様方が本当に望んでいるのだろうか。


この道の探求・研究を50年以上続けてきて、強く思うのは、決してそうとは限らないということだ。

むしろ、子孫が災害を免れて末永く繁栄できる土地に住みなさいと思っている存在が多いのではないか。


■たとえ安全な土地でも…

私自身は、ここ小平市に住んでいるが、大地震や水害のリスクは低い土地だ。

上に書いたように、自分で住みたいと思って住んだわけではなく、「指示」されるがままに住み始めて、23年間ほど経った。


前述のように今後被災する可能性を言われていることもあるが、いつか起きる首都直下地震で待ち受ける大参事について考えても、これからもずっと住むつもりはない。


やはり、「防災」について最も重要なことは、「命を奪われる土地に住まない」ということだろう。



※防災グッズでは、被災経験者が口を揃えて重要だと語るのは、備蓄食料ではなく、コレ。特に女性には。

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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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