巷では、明日5月11日に巨大地震が襲うという噂が流れていてネット上で騒ぎになっているが、実際に大きな地震が起きる可能性について検討してみたい。
■5月11日に巨大地震
まず、明日05/11に巨大地震説の噂の出どころはどこか?ということまで調べる余裕はなく、またたとえあっても関心がもてない。
今年では無く、過去の予言については、これかという情報が一つあって、それは台湾の予言だ。
曰く、預言者を自称する台湾の王超弘(Wang Chao-hung)氏が、2011年5月11日にM14クラスの巨大地震が台湾を襲うと予言していた。
ちょうど東日本大震災から2ヵ月後で、それを知っただけでも鼻で笑ってしまうような。
台湾では、というか世界では、この日にM5クラスの地震は14件ほど起きていた。
ただし、台湾周辺は皆無だった。
時期的に察せられるだろうが、三陸沖では3.11の2ヶ月後ということで、2回ほど起きていたが。
■日にちまで指定すると
一般論でいうと、「●月●日に●●で大地震が起きる」類の予言は、もう殆ど無視しても構わない。
最大の理由としては、「日にちまで正確に的中した大地震の予言は過去に無かった」ということ。
もう、その点でアヤシくなる。
たとえ優れた予知能力者でも、地震というのはそれだけ掴みどころのないものであり、たとえ神仏でも日にちまでは特定できないらしい。
こういう噂を流す人々の中には、「完全煽り系」な方がいらっしゃる。
また、過去に5月11日に大地震が起きた事があったか?
自分が把握している限りでは、日本でも世界でも、全くない。
厳密にいうと、日本で一度だけあった。
【満】1789/05/09 18:18
【+2】1789/05/11:阿波、M7.0、土佐室津に津波。
四国沖だったのか、規模と位置からすると、南海トラフ巨大地震ではなかったようだ。
■過去の予言
台湾の他にも、5月11日には下記のような予言があった。
2020年にも「5月11日に日本を大きな地震が襲う」という噂がネット中に流れた。
これは、米『エコノミスト』誌の例の意味深な表紙の解釈によるものだった。
「2015 世界はこうなる」と書かれた表紙の右隅に、アリスの前の地面に2本の矢が刺さっていて、1本は「11.3」つまり東日本大震災が起きた日で、もう1本には「11.5」とあり、2015/05/11に大地震が起きる予言ではないかと騒がれた。
■巨大地震は起きない
というわけで、初めからわかっていることだが、明日巨大地震は起きそうにない。
ただし…と、ここでは終わらない部分が残る。
昨日の記事で書いたように、下記の地震予測が出揃っているためだ。
・フッガービーツ氏:5/8~10
・林湧森氏 :05/09~13:日本~台湾など
・百瀬 :05/09・12・13
月齢的には、05/08のスーパームーン新月の3日後なので、「それなりの地震」が起きてもおかしくない月まわりではある。
更に、Xクラスの大規模太陽フレアで通信障害が起きるとの報道が。
これについては、今日の2本目の記事で書くことにする。
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