元日の能登半島地震から4ヶ月が経ったが、この期間に台湾や豊後水道でも大地震が続いたのは何故だったのかということを考えて、わかってきたことがあった。
■大地震が増えていた
今日はnoteマガジン執筆編集と、この記事に関係する研究で時間がかかったので余裕がないが、簡潔にまとめることにする。
元日に能登半島地震が発生してから丁度4ヶ月経った。
その後に、04/03に台湾花蓮地震(M7.7)、04/17に豊後水道地震(M6.6)と大きな被害地震が続いた。
この4カ月間で、どれだけ大きな地震があったかを、気象庁の震度データベース検索で確認してみた。
M6.0以上の地震を検索した結果、下記マップの通り、57件の地震が起きていた。
これだけ示しても多いのか少ないのかわからないと思うので、比較対象として1年前の同期間を検索したところ、下記の通り、地震発生数は18件だけだった。
M6クラス以上の地震が、昨年の同期間の3倍も発生していた。
■懸念要素
能登半島地震の発生後に、大きめの地震が東へ連鎖する恐れがあると私は警戒していた。
『週刊アサヒ芸能』の取材でも、その旨答えていたと思う。
上記マップでピンク線で囲んでいるように、能登半島から東北南部・関東へ地震が連鎖すると予測していたのが、その通りとなった。
また、台湾花蓮地震の後ではフィリピン海プレート周辺で大地震が続くとも予測していたが、上記マップの通りで、特に伊豆・小笠原海溝あたり(青線で囲んだ部分)で大きな地震が起きていた。
■深発地震など
マップ上で震源の深さで色分けしているが、緑色から青色の深さ100km以上の深発地震が目立つ。
1年前の期間では、このあたりの地震が少ない。
このあたりも、能登半島地震の影響もあるのではないか。
そして、これらの深発地震がまた別のエリアでの地震の発生に影響を与える。
別のエリアの地震とは、つまり「これから起きる大地震」も含んでいる。
今年はまだ4分の1で、今後の日食・月食・スーパームーンなども含めて考えると、残り8カ月間も覚悟が必要だと思えてくる。
加えて、昨日のルアン火山噴火など、海外の大地震・噴火の影響も考慮しなければならない。
また、エルニーニョ現象が終息に向かっていることも、懸念材料となる。
時間がなくなってきたので、今日はこのあたりにしておく。
※能登半島地震などの被災地の状況を見ていて、現代生活では電気がないと何もできないことがわかるだろう。
ソーラーパネルを併用すると更に心強い。
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