昨日05/07午前に愛媛県の肱川(ひじかわ)にクジラが打ち上げられていたという報道があり、04/17の豊後水道M6.6最大震度6弱の地震の震源の近くだけに、余震またはより大規模の本震の前兆かもしれない。
■クジラ
以下は、「TBS NEWS DIG」サイトで報道されたitvあいテレビ(愛媛県のTV局)視聴者からの情報提供という。
05/07午前、視聴者から「肱川にクジラ」との情報提供があり、取材班が現地へ向かった。
現場は、四国の南予地方を流れる肱川(ひじかわ)の下流付近。
大洲市長浜町の肱川の河口から数km上流あたり。
05/07 09:00頃に、ジョギング中の女性が発見した。
ハナゴンドウとみられる生物は体長3mほどで、体は傷だらけで、発見時には息絶えていた。
クジラが海流や海水温の変化などの影響で迷い込むことは珍しくなく、国内で年間300件ほど確認されている。
■地震前兆?
04/17 23:14に、豊後水道でM6.6・最大震度6弱の地震があった。
下記マップのハナゴンドウ漂着地点は推測になるが、この地震の震源から約43km前後だった。
この地震から約3週間後ということで、地震前兆とすれば余震または(今後に起きるより大規模の)本震の可能性がある。
過去100年間ほどで、この現場周辺数十キロ四方ではM5クラス以上の大きな地震は全く起きておらず、検索して見つかるのは先月の豊後水道M6.6だけだ。
そのため、より大きな本震が起きる可能性は高くないと思われる。
それでも、大きな余震はあり得るかもしれないので、注意する必要がある。