今日の昼に大阪市の大阪城前で飼われていたクジャクが逃げ出し騒然となったが、過去に同様の地震前兆事例があったかどうかを検証してみた。
また先ほど耳に激痛が走る体感があったので、これが地震前兆ならば要注意となる。
■クジャク逃走
今日2024/04/10正午ころ、大阪市中央区馬場町の大阪城公園前の交差点で、散歩中のクジャクが飛んで行ってしまったと飼い主から通報があった。
当時は花見の名所である大阪城公園に向かう観光客が多数いて、付近は騒然となった。
その後、クジャクは交差点の信号機の支柱の上に止まっていたところを発見され、捕獲された。
下記の写真はGoogleストリートビューからのもの。
このブログで取り上げるのは、まずこれまで飛んだことがなかったクジャクが飛んで逃げたという点で、地震前兆現象としての動物の異常行動の可能性があるため。
これまでの動物の地震前兆事例で、クジャクのケースはイタリアや中国など海外では何件か見られる。
特に、かつて国家的規模で研究され、多くの事例が収集されていた中国で多い。
■過去の前兆事例？
『地震予測ハンドブック』（三一書房）に掲載の事例のうちでは、「巣に入らない」、「高く飛び上がる」、「飛び去っていく」といった例がある。
今日の大阪の事例でも、飼い主が飛んだのを見たことが無かった個体が、信号の上まで飛び上がったという異常行動を示している。
通常クジャクは飛ぶ姿が見られることは稀であり、やはり地震前兆現象としての異常行動の場合が多いのだろう。
その点では、ニワトリも同様で、地震の前に飛び上がったり小屋の屋根の上に飛び乗ったりという事例が見られる。
今回新たにクジャク出没などのニュースを探すと、地震前兆である可能性がある事例がいくつか見つかった。
・2020/04/20：4月下旬～5月上旬に、茨城県日立市などで目撃され、目撃地点が次第に北上していった。
→2020/05/11 08:58：茨城県沖、M5.8、最大震度3、距離44km
→2020/04/19 12:17：福島県沖、M5.4、最大震度4、距離130km
・2021/10/07：埼玉県朝霧市岡・市立第二中学校の校庭に出現。→2021/10/07 22:41：千葉県北西部、M5.9、最大震度5強、距離52km
・2023/08/18 09:45頃：栃木県日光市栗原の住宅の庭で発見される。
→2023/08/20 19:12：栃木県北部、M3.5、最大震度1、距離28km
日本には野生のクジャクは存在せず、いずれも飼われていた個体が逃げ出したなどのケースだと思われる。
説明原理の可能性としては、普段飛ばない鳥類は素足で地電流を感じて、溜まらずに地上から離れたがるのかもしれない。
以上はあくまでも地震前兆の可能性があるものとして示している。
前兆現象であるとすれば、前兆の強さは地震の規模や距離などで相対的に変化するものであり、例えば上記のM3.5程度の規模でも2日後で28kmの近距離ということで、可能性ありと判断している。
今日の大阪市の一件は、まず大阪市という点で地震の発生頻度がそう高くないこともあり、地震前兆ではないかもしれないが、念のため紹介しておく。
■今日の地震前兆
今日は、特筆すべきことがいくつかある。
まず、私のPC脇の9インチTVが、今朝09:00～15時台に画像乱れがあった。
そして寝室の液晶テレビも、NHK Eテレで久しぶりに長く画像乱れで映らなかった。
私の体感は、まず起床時から金属音の強い耳鳴りが21:45時点でも続いている。
そして20:57に突然に右耳に強い痛みが走り、数秒間続いた。
これは非常に稀なことであり、地震前兆であれば強いものだろう。
また、夕方から異様な眠気が始まり、関東圏の強めの地震または超近場の小規模の地震に対応している場合が多い。
うちのラドン濃度は0時台の15から18まで上昇して、通常は下降に転じてから発震となる。
昨日04/09のスーパームーン皆既月食トリガー、今後も数日間は注意を。
