昨日03/24に茨城県・柿岡で久々の「激しい磁気嵐」が発生し、また太陽でXフレア、プロトン現象、TECマップ異常なども揃い、今日のマイクロムーン満月トリガー期間は世界中で大きな地震に最大限の注意が必要となる。
■Xフレア
時間順に示すと、以前に書いたかもしれないが、まず一昨日03/23 09:58に太陽でX1.1の大規模フレアが発生した。
先週以降に発生したMクラス以上のフレアと、世界の大きめの地震は以下の通り。
03/18 12:21:M2.8
03/19 04:42:M6.7
→03/22 17:52:インドネシア・ジャワ海、M6.4
03/20 16:23:M7.4
03/23 09:58:X1.1
→03/24 05:22:パプアニューギニア、M7.0
5日前のX1.1フレアは、まだ影響がありそうだ。
■プロトン現象
03/24 17:15には、10MeV以上のプロトン粒子フラックスが1.0e+01PFUを越えて、プロトン現象が発生した。
まだ収束したという情報が入っていないので、下記の図のように、まだ長時間続いているようだ。
その後03/24 05:22にパプアニューギニアでM6.9(気象庁発表はM7.0)が発生した。
その前の03/16 06:30~03/17 00:05に発生したプロトン現象の後では、03/17にアイスランドで噴火が起きている。
■TECマップ
今日03/25 13:30時点の最新のTECマップを見ると、連日続いているように、日本の南部から南はインドネシアあたりまで被る強い値となっている。
■地磁気擾乱
次に、茨城県・柿岡の地磁気擾乱データで、今日03/25 00:36~03:00に、これも久々となる「Severe storm(酷い磁気嵐)」に達した。
ただし、いつものように、柿岡観測点に近い茨城県南部あたりの内陸で地震が起きれば、ガクッとくるような小規模の地震で終わることが多い。
実際今日も、上記グラフに書き込んだように、直後の03/25 05:47に茨城県北部でM3.4、最大震度1の地震が起きた。
今回はSevereが付き、文字通りシビアな規模なので、今日は満月でもあり、今後も注意した方が良いだろう。
■MM満月は要注意
このように、諸々あって世界的に大きな地震に警戒が必要だが、何度も書くように、やはり03/10のスーパームーン→今日03/25のマイクロムーンと続く期間は過去に大地震・火山噴火が多発している。
詳細は、今回はじめて体系的に過去の地震データを調査して、その結果をnote『夢求三昧マガジン』3月版で2回にわたってまとめている。
ここで紹介したSM~MMの期間中に起きた大地震の例としては、元禄地震、昭和南海地震、スマトラ島沖地震津波(2004)、東日本大震災など、有無を言わせぬようにこれでもかと主張するようなデータを意図的に集めてみた。
私は03/27~04/05までタイに滞在するが、その間に世界や日本で大きな地震や火山噴火が起きなければ良いが、どうなるか。