【note:夢求三昧マガジン】スーパームーン~マイクロムーンと大地震・噴火の関係~(1)過去に予測通りとなった事例
■はじめに
今回も災害関連のネタを2回にわたって書くことにしたい。
満月・新月の前後に世界で大地震や火山噴火が多く発生していることは、ある程度は自然科学の世界でも研究が進みつつある。
私は1歩というか2~3歩先を行って、通常の満月・新月よりも、特別に月が地球に接近する「スーパームーン(SM)」や、太陽-地球-月が一直線に並ぶ日食・月食の前後に大規模な地震が発生することが、過去の多くの地震データを用いてわかってきた。
今年2024年は、このようなスーパームーン・日食・月食が多く現れるために、特別に大きな地震・噴火に注意が必要な期間が多い。
また、最近の研究でわかってきたのは、月が地球から最遠となる遠地点と満月・新月が重なる「マイクロムーン(MM)」も、SM同様に考慮が必要で、両者の連続の流れの中で大きな地震が多発する傾向がわかってきた。
今月は2回にわたって、そのような観点も含めて、過去にSM・MMの前後に大地震・火山噴火が起きた事例と今年の要注意期間を示すことにしたい。
昭和南海地震、スマトラ島沖地震・津波(2004)、東日本大震災、熊本地震など非常に多くの巨大地震や火山噴火が、スーパームーンとマイクロムーンの「ウェーブ」の中で起きていたことがわかり、驚くことだろう。