今日は深夜3時すぎに目が覚めて再度寝たところ2時間後にまた目覚めたと思ったら、それから1時間以内に千葉県東方沖M5.2など近場で3回続けて地震が起こり、やはり「目覚め体感」はあるのだという方向に傾きつつある。
■千葉県東方沖
まず、深夜に目覚めた時の記録から。
◎2024/03/01 03:15頃:目覚めた。すぐに寝た。
2024/03/01 05:00頃:再度目覚めた。
→2024/03/01 05:35:千葉県東方沖、M3.1、最大震度2、深さ20km、89km
→2024/03/01 05:38:千葉県南部、M2.6、最大震度1、深さ20km、95km
→2024/03/01 05:43:千葉県東方沖、M5.2、最大震度4、深さ30km、98km
5時に目覚めてから35分後、次は38分後、そして最後は43分後に最大規模の地震が起きた。
このM5.2では、小平市も震度1を記録した。
ゆらゆら揺られながら、「ああやっぱり起きた」と思っていた。
あるSNSの地震関連グループで、私以外に「目覚め体感」がある人がいるのか質問したところ、非常に多くの人が自分も同様の体験があると回答した。
その多くは、他の頭痛や耳鳴りなどの「体感」と同様に、女性だった。
中には、S波やP波といった地震の揺れの直前に到達するものと勘違いしている人もいたが、大半はそうではないようだった。
■千葉県東方沖M5.2
この最大の地震の詳細は以下の通り。
当初は深夜に目覚めても、それが地震の前触れなどとは考えなかったので、正確に何時だったのかを記録しなかった。
だが、このような経験を経て、「目覚め体感」の可能性を考えるようになってから、枕もとの端末に記録するようになった。
■「環天頂アーク」
今日の千葉県東方沖の地震の前兆の可能性があることとしては、まず、「環天頂アーク」がある。
これについては、昨日02/29の記事で書いたが、朝から東京など関東周辺で、環天頂アークが出現していた。
■異様な眠気
他の私の体感としては、昨夜に異様な眠気があった。
夕食後に眠気でたまらず、横になっているうちに寝落ちしてしまった。
■GPS地殻変動
この千葉県東方沖周辺の一連の地震では、GPSによる地殻変動が観測されていた。
このことは、今日発行した私のnote定期購読マガジン『大地震・災害前兆ウォッチマガジン』の「地震予測中情報2024年03月版~スーパー/マイクロムーン前後に地震に注意」で解説している。
国土地理院が公開しているGPSデータの解析により、どこでどれだけの地殻変動が起きていたかがわかる。
今日のニュースでも、その旨が「スロースリップ」(ゆっくり滑り)として紹介されていた。
それによると、房総半島では2月26日ごろから普段とは異なる変化が起きていたことがわかったという。
そして、スロースリップは2週間ほど続いていたために、国土地理院は今後も注意深く監視するとしている。
たとえば2018年6月の活動では、スロースリップが始まってから1ヶ月ほど後で下記の地震が起きた。
2018/07/07 20:23:千葉県東方沖、M6.0、最大震度5弱、深さ57km
このため、今後も千葉県東方沖周辺で更に大規模な地震が発生する可能性があるだろう。