日本時間の昨日、茨城県・柿岡の地磁気擾乱データが「Minor storm(小磁気嵐)」のレベルに達して、殆どの場合に関東圏で数日中に地震が続くパターンなので周知する。
■Minor storm
まず、NICT(国立研究法人情報通信機構)の茨城県南部・石岡市柿岡の観測点の「地磁気擾乱」データから。
下記の通り、昨日「Minor storm」が発生した。
2024/02/11 09:00~12:00JST:Minor storm(小磁気嵐)
過去に柿岡でMinor stormを観測した後では、大体の場合に近場で地震が起きているが、震源が近いほど大したことがない規模(M2~M3クラス)の地震で終わっている。
震源が柿岡から少し離れると、たとえば同日に千葉県南部でM5.2・最大震度5強の地震が起きたこともある。
これが、規模が上がって「Major storm」や「Severe storm」ほどになると、たとえばMajor stormの6日後の2023/05/26 19:03に千葉県東方沖でM6.2・最大震度5弱の地震が起きた例もある。
このため、念のためということで紹介しておく。
■太陽フレア・スーパームーン
このブログでは、年中多忙のために同じことを何度も書かないが、02/10のスーパームーンに加えて、太陽フレアなどや、関東圏では私の頭痛体感などが重なり、今週も後半あたりまでは地震に注意が必要となる。
太陽フレアは、02/09のX3.4の後でも、下記の通りMクラスが続いている。
これもいちいち毎回書かないが、これらの天体現象も含めて、あくまでも地震の「トリガー」となり得るということで、歪みがたまっていないところで大きな地震が起きるわけではない。
あくまでもトリガーの可能性となり得る現象ということで、紹介している。
TECマップも、下記の今日02/12 10:30のデータが真っ赤になっている。
データ自体を見て意味がわかる方は、下記の『リアルタイム地震前兆データ』で最新データを参照できるので、そちらを見てください。