01/15朝に千葉県南房総市の海岸にザトウクジラが打ち上がっているのが見つかったが、今日午後に千葉県北東部でM3.9の地震が起きたが、これが前兆だったかというと規模が小さく、今後の大きめの地震の前兆である可能性もあるかもしれない。
■ザトウクジラ
4日前になるが、2024/01/15 08:30頃に、千葉県南房総市和田町の海岸で、クジラが打ち上がっているのが発見された。
ザトウクジラは、成体でオスが体長15~16mで、メスは13~14mくらいある。
体長11mというと、成体ではないのかもしれない。
■千葉県北東部M3.9
もう多くの方々がお気づきのことだろう。
元日の能登半島地震が起きて以来、関東で地震が激減していることを。
01/01以降のM1.0以上の地震は、01/03の千葉県北西部M3.2と、同日22:01の同震源域M2.5の2回だけだった。
そして今日、千葉県北東部で3回目の地震が起きた。
2024/01/19 15:43:千葉県北東部、M3.9、最大震度2
■ザトウクジラは前兆だった?
通常ならば紹介するほどのことのない小規模だが、関東で久しぶりということと、上記のザトウクジラ座礁に対応するかもしれないということで、取り上げる。
上記の震源マップに、ザトウクジラ座礁地点を記しておいた。
震源からの距離が102kmほどの近場とはいっても、M3.9の小規模であることを考えれば、この地震の前兆現象だった可能性は低いだろう。
地震前兆だとすれば、今後近海でそれなりの地震があるのかもしれない。
近年のクジラ出現が地震前兆だった可能性がある事例を、1件だけ示しておく。
2022/06/19:石川県七尾市能登島の東沖15km:釣りのグループがクジラが泳ぐ姿を動画に撮影。
→【同日】2022/06/19 15:08:石川県能登地方、M5.4、最大震度6強、深さ13km
目撃地点から震源までの距離は、およそ40kmだった。
今回のザトウクジラ座礁が今後の大きめの地震の前兆である可能性は、念のため考えておきたい。
■最新の地震前兆
最新の前兆現象としては、今日13時台に始まった9インチTVの画像乱れ(日本テレビ)が、17時時点でもまだ続いている。
これだけ長いのは久しぶりで、関東圏でまだ地震が続きそうだ。