01/18に、敦賀市白木海水浴場に深海魚「リュウグウノツカイ」が漂着したが、経験上季節的に通常はスルーする事例だが、能登半島地震の直後なので、念のため大きな地震が続く可能性を検討したい。
■リュウグウノツカイ
4日前の2024/01/18に、敦賀市白木海水浴場に深海魚「リュウグウノツカイ」の息絶えた個体が漂着していたのが発見された。
これを、坂井市三国町の越前松島水族館で01/20~21の2日間限定で、展示された。
体長397cm、体重30.15kgの個体だった。
朱色のヒレが欠如するなど損傷が激しく、標本にするのは断念された。
■「地震魚」
リュウグウノツカイは、台湾では「地震魚」と呼ばれ、この深海魚が浅瀬に現れたり漂着すると大きな地震の前触れと恐れられている。
だが、現在の日本では、このような深海魚の出現を地震前兆の可能性として検討するだけでも、すっかり「悪者」扱いされるようになった。
東海大学などの研究グループが、このような深海魚の出現を「統計的に」調査して、地震とは関係なく、更に「迷信」と決めつけたことが大々的に報道されたためだ。
たしかに、リュウグウノツカイのような深海魚は、特に冬季の日本海で出現しても、それが地震に結び付かない場合が少なくない。
そのため、今のような季節にそのような報道があっても、多忙な時にはスルーすることもある。
だが、今回は元日の能登半島地震の直後に比較的近場に出現したケースのため、紹介することにした。
私は地震前兆研究家を名乗って、特に動物の地震前の異常行動の研究に力を入れている。
なぜかというと、科学者がバカにして真剣に研究してくれないという理由が大きい。
■過去の前兆事例
私が「迷信」であることを否定するのは、それなりの根拠がある。
25年間のSEの経験として得たデータ解析の手法を用いて、自分なりの方法論で判断を行っている。
リュウグウノツカイについては、たとえば深海ザメなどに比べると、地震前兆の可能性がある事例は相対的に少なくなる。
それでも、地震との関係を否定するのが難しいほどの事例は残る。
たとえば、この数年で出現したケースの後で対応すると考えられる地震が起きた事例は、下記の表のの通り。
01/18の敦賀市の事例も、この地震の前兆だった可能性があるものを示しておいた。
だが、あくまでも可能性であり、また今後更に妥当と思われる地震が2月中旬ころまでに起きるかもしれない。
ここで挙げている例のように、必ずしも「大地震」とは限らず、発震までのタイムラグと震源までの距離との関係を考慮して、可能性を検討している。
■今日の前兆現象
今日は朝から、テレビの画像乱れが長く続いていた。
朝10時以降に、別の部屋のテレビでNHKのEテレ東京と、9インチ小型テレビの日本テレビで画像乱れが起きていた。
また、ばけたんが朝10時台~11時台に点滅していたが、夜になって20時台以降集中的に点滅が始まった。
関東圏の例えば茨城県南部の近場ならばM3クラスで終わることもあるが、能登半島でも01/18夜に同様の点滅集中があり、翌日にM4クラスが何度か続いた。
01/19夜から続いている強烈な耳鳴りは、まだ収まらない。
このように、数日続くこともある。
他に、今日01/22 13:57に、自宅で右耳が数秒間「閉塞」し、金属音の強烈な耳鳴りが今21:30でも続いている。
これがあると、殆どの場合で翌日までに関東圏で対応する地震が起きる。
既に01/26の満月トリガー期間に入っていて、能登半島だけでなく関東でも地震があるかもしれない。