今朝函館市の海岸に大量のイワシが打ち上げられたという現象が発生したが、ちょうど「黒潮続流」が青森県の東方沖まで極端に北上していて、そのため海面水温の変化と関係している可能性があるが、それで気になるのは地震との関係だ。
また今日は強烈頭痛でダウンして耳の閉塞を伴う耳鳴りもあったことも紹介する。
■イワシ大量打ち上げ
まず、今日12/07朝、函館市浜町の海岸にイワシが大量に打ち上げられているという報告があった。
イワシの他にサバも打ち上がっているという。
どのくらいの量か把握できない数だ。
地元の人々は、手づかみで獲れるイワシやサバを拾いに来ている。
函館水産漁協試験場では、マイワシが適温を求めて移動する途中で、何らかの理由で群れごと打ち上げられた可能性があると見ている。
地元住民はタダでイワシが食べられると大喜びだろうが、全てを持ち帰れるわけはなく、放置された魚は異臭を放つ恐れがある。
■黒潮続流
その「何らかの理由」とは、何だろうか。
一つの可能性としては、現在異例の事態となっている「黒潮」の存在だ。
現在は2017年夏以来「黒潮大蛇行」が続いている状態だが、大蛇行期か直進期かに関わらず、黒潮は通常、関東沖あたりで離岸し、太平洋の中央へと進んでいく。
その離岸した黒潮は「黒潮続流」と呼ばれ、たとえば3年前の2020/11/26には下記のような流路となっていた。
ところが現在は、黒潮続流が下記のように極端に北上して、青森県の東沖あたりまで達している。
私は地震との関係もあり、黒潮の流路は常に意識しているが、このような状態になったのは今回はじめて見た。
下記の図は11/26時点の最新の海面水温を示すが、黒潮続流の部分は海面水温が非常に高いことを示す黄色となっている。
これに対して、その北側は低い海面水温を示す青色となっている。
そして函館あたりは青色よりも海面水温が高い赤色で、このあたりの黒潮続流の北上による海水温の変化が大量のイワシが移動して座礁させる一因だったのかもしれない。
■地震との関係は?
では、このような黒潮続流の極端な流路は、地震の発生と何らかの関係があるだろうか。
これまで調査した途中段階では、やはり何かしら関係がある可能性を考えている。
まだ発表できる段階ではないが、過去に東北の太平洋沖で起きた大規模な地震を見ると、黒潮続流の流れを「避けて」いるかのような地点で起きているように思われる。
そうだとすれば、黒潮続流の北上によって大地震の発生が抑制される可能性もあるがが、そう単純ではないかもしれない。
少なくとも、黒潮続流の中心部分で大きな地震が起きた例は見たことがない。
このあたり、今後も調査を続けたい。
■バヌアツでM7.1
この記事を書いているうちに、バヌアツでM7.1(気象庁発表ではM7.3)の地震が起きた。
22:29のNHKニュースでは、「日本への津波影響なし」としている。
■頭痛でダウン
今日は昼から頭痛が始まり、次第に強烈になり昼に頭痛薬を飲んで寝ていた。
【頭痛体感】2023/12/07:昼頃から頭痛が始まり昼食後に頭痛薬を飲み寝落ちするが強烈になり、
「頭痛ーる」では9時~翌9時が「上昇注意」。
【地震予測】★★★★★→2023/12/10~11。
◆◆◆最新予測期間: 12/07、12/10~11
22時頃に何とか起き上がり、PCの前に座ることができた。
また、21:39には、右耳が一瞬閉塞して、それ以前に起きていたセミ鳴きの耳鳴りが続いた。
このため、明日あたりまでに関東圏でそれなりの地震がありそうだ。
※以前から読みたいと思っていた植物関連の本を買ってみた。