5年前の今日の記事で、この日に起きたサハリン近海の深発地震が「異常震域」を伴う地震だったのを見落としていて、自説の法則性に沿って調べてみると、やはり対応する地震が起きていた。
また今年8月と4日前に起きていた深発地震も予測を行っていなかったので、追加で調べてみた。
■サハリン近海
まず、5年前の今日のサハリン近海のM6.4、最大震度2の地震から。
2018/10/13 06:38:サハリン近海、M6.4、最大震度2、深さ461km
発生時には、カムチャツカ半島付近、M6.9、最大震度2となっていたが、その後に規模と震源域が修正された。
いつもの異常震域の法則に沿って予測すると、下記の図のピンク色の円内が地震予測範囲だった。
円の左側で予測期間と規模を示しているが、実際は2週間後の10/27までに円内に示した3件のM5.0以上の地震が起きていた。
また、この日のブログ記事では「カムチャツカが揺れると千島・北海道も揺れる?」と、過去データによる解析内容を示しておいた。
その後、実際はどうだっただろうか。
地震後の2週間ほどで、5.0以上の地震は下記の通り起きていた。
やはり、当時予想していた通りで、オホーツクプレート上で地震が多発していた。
■鹿児島県薩摩地方
次に、最近の2回の深発地震に関する予測を。
まずは08/31の鹿児島県薩摩地方の地震について。
2023/08/31 03:17:鹿児島県薩摩地方、M4.1、最大震度1、深さ173km
地震から1ヶ月半ほど経ったが、まだ円内では対応する地震は起きていない。
これまでは深さ250km以上の深発地震を対象に調査していたが、今後は100km以上または150km以上の地震も調査対象としたい。
■国後島付近
次は、4日前に起きた国後島付近の深発地震について。
2023/10/09 14:09:国後島付近、M5.3、最大震度2、深さ175km
こちらも、まだ4日前のことなので、対応する地震は起きていない。
これまでに予測基準を何度か修正してきて、現在は、2週間以内にM5.0以上、1ヶ月以内にM6.0以上、2ヶ月以内にM7.0以上としているが、今後も地震の起こり具合を見て、修正していくかもしれない。
■マッコーリー島
次に、昨日オーストラリア南方沖にあるオーストラリア領マッコーリー島沖でM6.3の地震が起きたと伝えたが、今日もM6.0の地震が発生した。
厳密には、その西側の南東インド洋海嶺が震源域だった。
このあたりで大きな地震が起きると日本周辺にどのような影響が出るかは、昨日の記事で詳細に書いた通り。
今後1週間ほどは日食トリガー期間中で地震に注意を。
■【追記】青森県西方沖
※9月になって愛食していた「とうふそうめん風」が西友から消えて、店員から「夏が終わったので」と言われて愕然としたが、やはり人気商品なのだろう。
温めて食べられる版が出て、即Amazonでためしに買ってみた。