明日10/23で新潟県中越地震から19年となるが、この地震の年は事前に猛暑と新潟・福島豪雨があり、更に自説を裏付けるような日食・月食期間中、「異常震域」、台風進路、耳鳴りなどの前兆現象などが揃っていて、今ならば様々な形で警戒できたことを解説する。
■新潟県中越地震
19年前に発生した新潟県中越地震の詳細は以下の通り。
新潟県中越地震
M6.8、最大震度7、深さ13km
2004/10/23 17:56
震央:新潟県中越地方(新潟県長岡市川口)
犠牲者:68人
負傷者:4805人
住宅被害:12万軒以上
種別:大陸プレート内地震(アムールプレート)
発生時刻は土曜日の夕方で、ここ小平市は震度3の揺れだったが、地震で揺れた記憶がなく、恐らく私はSEとして土曜日も働いていたのではないかと思う。
震源だった土地は、現在は「震央メモリアルパーク」という公園(私有地)となっている。
■体感
当時の自分の記録によると、地震の前夜に「耳鳴りというか、飛行機に乗っていて感じる気圧の変化による耳の圧迫感のようなもの」を感じたと書いていた。
今ならば、「耳の閉塞」という表現を使うだろう。
ここ小平市の自宅から震源までは、約184kmあって、経験的にはM6.8の直下型地震ならば、このくらいの体感があってもおかしくないだろう。
まだ地震前兆現象を本格的に研究開始する前で、耳鳴りや頭痛といった「体感」についても今ほど深く探求はしていなかった。
■日食~月食トリガー
これも当時はあまり意識していなかったが、中越地震は、日食と月食に挟まれた期間に発生していた。
【日】2004/10/14 12:00:部分日食、新月
【近】2004/10/18 09:04:近地点
【+9/-5】2004/10/23 17:56:新潟県中越地震、M6.8、最大震度7、深さ13km
【月】2004/10/28 12:05:皆既月食、満月
このように、日食の9日後で、且つ月食の5日前に中越地震が発生していた。
今ならば、この点だけでもブログなどで警戒を促していただろう。
10月になってずっと書いてきたように、今月も10/15が日食で、10/29が月食となるという点では、今は正に中越地震と同じ条件が揃っていることになる。
そういう中で、鳥島近海(津波含む)、アフガニスタン西部などで大きな地震が続いていて、事前に懸念していた通りの事態となっている。
ここまで書いて時間切れになったので、続きは明日以降に書くことにしたい。
※新潟県中越地震の貴重な写真集。