9/8に神奈川県横須賀市で、久しぶりに異臭の通報が相次いで、また今日9/13午後には今度は茨城県土浦市の中学校で異臭により体調不良を訴える生徒がいると報告があったが、3年前から関東などで異臭の通報が起きたのは、新月の前に集中していたが、今回もまた新月前で、やはり地震などの地殻変動と関係している可能性がある。
■3年前の異臭通報
久しぶりの「異臭」イシュー。
3年前7月から神奈川県横須賀市周辺で異臭騒動が起きてから、その年は横浜市や横須賀市など三浦半島で通報が集中した。
下記マップは、2020年の東京湾周辺で異臭の通報があった地点をまとめたもの。
この異臭通報があったエリアは、「南関東ガス田」と被っている部分がある。
問題の三浦半島のあたりは、まだガス田が発見されていない可能性もあるだろうか。
■横須賀市と土浦市
次に、今年09/10 08:00頃から、横須賀市の各地の住民から「ガスの臭いがする」との通報が十数件寄せられた。
次に、今日09/13 15:30頃、茨城県土浦市中村西根の常総学院中学校で、「オイル臭がして体調不良者がいる」と通報があった。
13人の生徒が体調不良を訴え、頭痛や嘔吐の症状があった。
このうち、横須賀市の方は3年前から起きている地域と同じだが、土浦市を含む茨城県内では、私が知る限り初めての異臭騒動となる。
■新月前
以前に異臭騒動発生時の月齢データを集計して調べたところ、2019年以降に起きた異臭騒動は、満月と新月の前後に集中していた。
そして今回も、横須賀市と土浦市の異臭通報は、09/15の新月の前だった。
以下にグラフで示すが、まずは満月の前後のデータ。
たとえば+6は、満月から6日後を示し、-2は満月の2日前であることを意味する。
満月前後のケースでは、全16件で、満月後が顕著に多い。
次に、新月の前後のグラフで、全25件中、新月前の方が顕著に多い。
以上のことから、9月の2件も含めて、「異臭騒動」が起きるのは、なぜか新月の前の数日間に非常に多いことがわかる。
■地殻変動との関連
もし実際に、地中から異臭の原因である何かが出てくるならば、それは月齢に連動していることになり、やはり地殻変動と関係があるのではないかと考えたくなる。
以上のことは、3年前にメディアで執筆した記事で公開した。
ただし、この異臭騒動が起きた直後に周辺で地震が発生するわけではないことは、以前から推測していた通りで、その考えは今も変わらない。
もし何らかの地殻変動が関わっているとしても、それは非常に長期的なものであるかもしれない。
こうした異臭と月齢の関係が「たまたま」シンクロしているのであればそれで終わりなのだが、今回も新月の5日前と2日前となれば、やはり無視するのが難しくなってくるではないだろうか。
■【追記】柿岡で小磁気嵐
いったん記事を投稿した後で、茨城県柿岡の地磁気擾乱データで、「Minor storm」が発生していたことを知った。
日本時間で今日09/12 21:00~09/13 00:00に、「Normal storm(小磁気嵐)」に達していた。
それで、今日の土浦市の異臭通報があった土浦市の中学校は、柿岡の地磁気観測所から南へ20kmほどと、そう遠くない。
参考までに、1919年以降の茨城県南部で起きたM5.0以上の地震の震源分布図を示し、異臭があった中学校の位置を記しておく。
パッと見で「空白域?」と思えてくるが、そう簡単には断定できない。
異臭(天然ガス?)と地磁気は別物で、同一レベルで語れないが、やはり地震に関係があるのだろうかと、今後の動向を注視したくなってきた。
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ただし私は釈迦の霊泉を愛飲している。