【note:大地震・災害ウォッチマガジン】なぜ「スーパームーン満月」後はヤバイのか?過去の歴史的大地震・火山噴火が多数起きていた
■はじめに
この記事を書いている今日は2023/08/31で、満月となった。
加えて、今月で月が地球に最接近する「近地点」と重なり、いわゆる「スーパームーン」となる。
満月・新月の前後は世界的に大きな地震が発生しやすいということは年々科学の世界でも認められつつある。
これまでの私の研究では、このスーパームーン、あるいは満月・新月と近地点が最短(1時間以内)で重なる「エクストリーム・スーパームーン」の前後に、特に世界で大きな地震や火山噴火が起きやすいことがわかってきた。
では、スーパームーンの何日前から何日後頃まで地震に注意が必要なのか?
スーパームーンではない「近地点」だけでも注意が必要なのか?
私は過去25年間のSEの経験を活かして、IT技術を駆使したデータ解析による地震研究を得意としている。
今回は、過去の地震・噴火データの解析により、上記の疑問を検討してみることにしたい。