【地震前兆】地震発生前の気温上下の法則~十勝地方南部M5.1・福井県嶺北M4.3の前にも起きていた+ばけたん点滅多数注意

2023/08/20

ばけたん 地震前兆

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昨日は十勝地方南部でM5.1、福井県嶺北でM4.3の内陸地震が起きたが、その前に震源周辺では気温の上下があり、地震発生の法則性に適合するものだった。

また、うちではばけたん点滅が異常に集中していて関東圏で地震が間近なようだ。


■十勝地方南部M5.1

まず、2023/08/19 03:33の十勝地方南部M5.1、最大震度3の地震のケースから。


気象庁データから、この地震の震源に近い「広尾」観測点の8月の気温変化グラフを示す。

赤線の「最高気温」の推移を見ていく。



このように、地震の1~2日前に直前の気温ピークが現れることが多い。

つまり、最高気温が急激に下がる時に、地震が発生する。


また、より長いタイムスパンでは、14日前に大きな最高気温のピークがあった。


■福井県嶺北M4.3

次に、同日2023/08/19 17:16の福井県嶺北、M4.3、最大震度3の地震の例。

震源に近い、福井県坂井市の春江観測点のグラフを見る。



この時も、地震の前日から最高気温が2度ほど下降して発震した。

そして、この時は15日前と10日前に大きな気温ピークができていた。


このように、2週間前後前に大きなピークがあり、次に地震の直前に小ピークから下降して発震というケースが多い。


■大阪府北部地震

次に、大地震の際の例として、2018年6月の大阪府枚方のグラフを示す。



06/18に大阪府北部地震(M6.1、最大震度6弱)が発生したが、その前日に小ピークがあり、さらに2週間前に大きなピークがあるという典型的なパターンだった。


■気温上下に注意

このような法則性は、主に内陸が震源の大地震で顕著に見られやすい。

海溝型地震では、やはり海底が震源となる地震では気温とのリンクは弱くなるのだろう。


こうした法則性が事実であるとすれば、皆さんが住む土地で気温が急上昇した際には、その後にこのような気温の上下パターンができるかどうかを注視することにより、大きな地震の予測がある程度できるだろう。


8/5には、各地で異常な最高気温を記録したことがニュースになっていた。



ここで、この日の2位の福井県坂井が、上記で紹介した春江観測点(坂井市)のデータに他ならない。

そこで、これらの土地の気温変化を注視していたところ、福井県嶺北でM4クラスの地震が起きた。


もっとも、1位の福島県伊達市では、その後に現時点で大きな地震は起きていない。

福島県沖や宮城県沖で海溝型地震は起きているが、前述のように最高気温の上昇との相関性を判断するのは難しい。


また、これらの最高気温が大ピークだとして、2週間くらい後により大きな地震が起きる可能性も考えておくべきかもしれない。


気温の急変が必ず地震に結び付くものではないとしても、様々な要因を考慮しておくことが、いつか起きる「大震災」から自分たちの命を守ることになるかもしれない。


■ばけたん

今日は17時台にばけたん点滅が異常に集中していた。

通常、1時間に2回以上点滅した場合にセルを黄色く塗ることにしているが、この時は6回も点滅していた。



もっとも、その後の19:12に栃木県北部でM3.5、最大震度1の地震が起きたが、ここ小平市から128kmの近場だったので、この地震がばけたん点滅に対応するものかもしれない。



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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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