08:08 18:15前後にイオノグラムの東京・国分寺と沖縄で派手な波形が出ていて、今日中くらいに関東と沖縄周辺でそれなりの地震がありそうだ。
■イオノグラム
まず、「イオノグラム」とは何かというと、地球大気が太陽光などで電離したガス状のプラズマ大気を含む領域のこと。電離圏または電離層と呼ばれ、地表から50~60 km以上の高度に存在する。
この電離圏で自動的に取得されるデータを「イオノグラム」と呼んで、NICT-情報通信研究機構が常時公開している。
このデータは、色が反射波の相対的な強度(0〜255)を表し、どの周波数の電波がどの高さに存在した電離層によってどの程度の強さで反射されたかを知ることができる。
■最新データ
さきほどInstagramでも投稿したが、今夜2023/08/08 18:15時点のイオノグラムは以下の通り。
上記データの右端の凡例にあるように、赤色が最も強度が高い。
右上の国分寺のデータでは、経験的に東京周辺の近場の内陸を震源とする地震で、このような波形が良く見られる。
■最近の例
最近の例としては、08/04 22:40に国分寺と沖縄で比較的強めのデータが現れた。
その後に起きた地震としては、下記の地震が起きた。
2023/08/04 22:40:トカラ列島近海、M2.3、最大震度1
2023/08/05 04:27:茨城県沖、M3.8、最大震度2
いずれも大したことがない規模の地震だが、このように観測点から震源が近場であるほど、起きる地震の規模は小さくなる。
■他の前兆現象
他の短期的前兆現象の可能性があるものとしては、まず今日13:00頃に7インチテレビの日本テレビで画像乱れが見られた。
そして、現在強いセミ鳴きの耳鳴りが続いていること。
大気ラドン濃度は、20時に11から10に下降して、それ以上下がるかどうか様子見中。
※1ヶ月前に初めて購入した電撃サッチュウ器。
今まで使っていたモデルは電源入れっぱなしだと数ヵ月で管が切れるが、予備が1本ついている。
こちらはそれがなく、耐久性は未知数。