うちで地震前兆現象の研究用に育てている観葉植物であるエバーフレッシュが先週から蕾を付けていたが、今夜ついに1輪開花した。
2ヶ月前に初めて開花した日から2日以内に関東の近場でM3~M5クラスの地震が発生したため、今回も地震前兆である可能性を考慮して観察したい。
■エバーフレッシュ開花
あらかじめ書いておくと、エバーフレッシュの葉の開閉や開花と地震発生の関係は、あくまでも可能性として数年前から観察している。
エバーフレッシュ(和名:アカサヤネムノキ)は、1号を2021/10/02にAmazonで、2号を2022/09/26にメルカリで苗を購入した。
他に、今年5月に3号~8号の苗をAmazonで購入したが、まだ成長段階で地震前兆は全く示していない。
これまでの私の発見(仮説)としては、以下のことがある。
・地震発生の前に日中も葉が閉じている。
・地震発生の前に夜に葉が開き昼に閉じ昼夜逆転することがある。
・地震発生の前に開花する(可能性)
エバーフレッシュが初めて開花したのを見たのは、今年2023/05/20夜に1号が開花した時だった。
そして、その日の夜から翌朝にかけて、下記の地震が発生した。
行末はここ小平市から震源までのおよその距離。
2023/05/20 23:11:千葉県南東沖、M4.2、最大震度2、112km
2023/05/21 04:37:千葉県北東部、M3.7、最大震度2、92km
2023/05/22 16:42:新島・神津島近海、M5.3、最大震度5弱、144km
2023/05/22 19:46:新島・神津島近海、M5.1、最大震度4、144km
特に144kmの距離で2日以内にM5.3の地震が起きたが、これが「主犯格」かと思わせる地震だ。
ネムノキの地震前兆の研究で知られる鳥山英雄氏によると、このような植物の地震前兆は2日前くらいから現れるとのことで、それに倣って2日間を前提に研究している。
■開花前兆?
この5月の開花が地震前兆であるとすれば、今回もその可能性があるかもしれない。
これまで、オジギソウ・ネムノキ系の植物の開花では、オジギソウ、シロバナネムノキ、ヒネムが地震発生前に開花する可能性があると考えている。
問題は、そこにエバーフレッシュが加わるかどうか。
ちなみに、ネムノキは1年前に初めて苗を購入して現在3株育てているが、開花まで通常3~10年かかるそうで、まだ花を見たことがない。
エバーフレッシュは、南米ボリビア、ブラジルが原産で、日本では開花時期は4~9月となっている。
■蕾から開花まで
そして9日前の07/12夕方に、1号に蕾を1個見つけた。
この写真を撮った時には気づかず、写真を遡って行ったら見つかった。
蕾が大きくなっていくのが非常に遅く、毎日観察していた。
そして今日の夕方15:55頃に、ここまで大きくなった。
このように蕾が広がって、まるでコロナウイルスの顕微鏡写真のような形状になると、もう開花寸前だとわかる。
もしかすると今夜に開花かと気になって、20:30頃に外に出てみると、開花していた。
中央部分がピンク色になっている。
前回も同様だったが、その時には何故か完全な円形になっていなかった。
…と、ここまで書いているうちに、20:40に福島県沖M3.9、21:44に長野県北部でM1.9の地震が起きた。
だが、規模と距離からすると微妙で、これが前兆だったと自信を持って言えないところだ。
明後日の夜頃まで、様子見することにしたい。
※エバーフレッシュは背が高いほど高くなるが、小さいものは開花するまで待たなければならない。