【地震前兆】西日本で多発する浅発地震は大規模な地震の前兆か?過去データ解析でわかったこと

2023/07/04

スーパームーン 地震前兆 満月

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2週間ほど前から近畿・中部など西日本でで深さ10km未満の浅発地震が頻繁に起きているが、そうなると西日本のプレート直下で大きな地震が懸念されるが、その可能性を探ってみたい。


■浅発地震

昨日あたりから、震源の深さが非常に浅い、いわゆる「浅発地震」が多発していることに気が付いた。


もっと遡ると、関東以西の近畿地方までに集中していて、2週間前頃から始まっている。


下記エリアで、6/20~7/02に起きたM2.0以上の地震は22件起きていた。



このマップでは、震源の深さが色でわかるようになっていて、その大半が赤色で示される深さ10km未満の浅発地震だということがわかる。

ごくわずか、黄色で示しているのが、深さ50km以下の地震となっている。


毎度拝借する、Hirose Fuyuki氏のフィリピン海プレート沈み込みマップを以下に示す。




●1





これを見ると、この記事で紹介している浅発地震の震源が、フィリピン海プレートの沈み込みではなく、その上に乗っている「アムールプレート(旧概念ではユーラシアプレート)」つまり「大陸プレート」上にあったことがわかる。


■次の大地震は?

そうなると、今後アムールプレート上で大規模な地震が続くのではないかと考えたくなる。


このエリアで、1919/01/01~2023/07/02の約100年間に起きたM6.5以上、10km以下の浅発地震を検索すると、以下のようになる。



このように、過去にはアムールプレート上の浅い震源で大規模な地震が多く起きていた。


西日本では、今年も05/05に能登半島沖でM6.5、最大震度6強の地震が起きていた。

だが、上記マップに表れないのは、深さが12kmと、10km未満ではなかったためだ。


では、また能登半島あたりで大きな地震が続く可能性があるのだろうか。

2ヶ月前のこの地震に先立っては、この震源周辺でM2~M3クラスの地震が頻発していた。


それが今回は起きていないので、恐らく大規模な地震があるとしても、別のところで起きるのではないか。

太平洋側よりも日本海側に集中しているようにも見えるので、そのあたりも注意して


■直近の前兆

直近の主にうちの地震前兆としては、まず今朝は起床時から強烈な金属音的な耳鳴りが続いている。

他に、ばけたんは昨日の夕方以降に断続的に点滅が集中している。



関東の方は、現在上昇中のラドン濃度が下降に転じてから地震があるだろう。

昨日も同じようなことを書いたが、下記マップのように無感地震も起きていた。



もしかすると、ばけたん点滅などはこれらの地震に反応したのかもしれない。

青森県東方沖M4.0あたりは、秋田県の明菜さんも何かしら前兆を捉えていたかもしれない。


昨日のスーパームーン満月トリガーで、更に明日07/05は近地点なので、しばらくは東西日本とも地震に注意が必要だろう。



※コバエ捕り用の電撃殺虫器は2台使用しているが、もう1部屋欲しくなって、はじめての製品を注文してみた。




真実は常に隠されている。









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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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