【植物地震予知】シロバナネムノキの開花は地震前兆だった～過去の植物開花の地震前兆例

昨日06/08夕方にシロバナネムノキが今年初めて1輪開花したが、その後に関東圏で地震があり、やはり地震前兆だった可能性がある。

今日は、過去にオジギソウやネムノキ系の開花が地震前兆だった可能性が高い事例を紹介する。

昨日06/08夕方にシロバナネムノキが今年初めて1輪開花したことは、昨日の記事で書いた通り。

その後に起きた地震としては、今日06/09 17:00時点で下記のものがある。

行末はここ小平市からの距離。

ネムノキの地震前兆現象の研究で知られる鳥山英雄博士の研究によると、ネムノキの異常電位などの植物の地震前兆現象は、2日前頃から現れるという。

私もそれを目安に調査しているが、そうなると明日06/10夜頃までに、まだ関東圏で対応する地震が起きる可能性があることになる。

昨日は、昨日の記事と上記Instagram投稿で書いているように、エバーフレッシュも異変が見られた。

だが、顕著な前兆といえるほどではないため、参考程度に示しておく。

私がオジギソウやネムノキ系の植物の葉の異常や開花と地震の関係について研究を始めたのは、2年ほど前のことだった。

そしてわかってきたのは、夜間に葉が閉じるオジギソウ、エバーフレッシュ、シロバナネムノキ、ヒネム、ネムノキといった植物では、地震発生前に昼間に葉が閉じたままという異常現象が見られることがある。

更に、これらの植物の開花が地震前兆現象である可能性があることもわかってきた。

ただし、うちに3本あるネムノキは、まだ開花するのを見たことがない。

合歓木は、植えてから初めて開花するまでに、数年から長い場合は10年ほどかかることもあると言われている。

以下に、ネムノキ以外の植物の開花が地震前兆だった可能性がある例を紹介する。

この時が初めての開花だった。

これらの草木は、春になって葉が生えてきたが、ヒネム（緋合歓）だけは落葉期の12～4月を過ぎても未だに葉が生えてこない。

冬の寒さにはやや弱いとされるが、非常に重要な木なので、今後の状況に応じて買い直すかもしれない。

この種の研究は、これから半年間が勝負で、冬季になると研究がストップする。

生き物が相手だから仕方ないところだ。

※鳥山英雄氏の『樹木・大地・地震―植物生理学と地球物理学の学際序説』、Amazonでまだ古書が入手可能な価格で買える。