今日05/05 14:42に石川県能登地方で起きたM6.3、最大震度6強の地震では、犠牲者が出る被害地震となったが、半影月食の前日だったことを迂闊にも見過ごしていた。
また、うちで飼っているキンギョが昨夜水槽から飛び出して息絶えていたが、これが今日の地震の前兆現象だったかどうかを検討する。
■犠牲者が出た
今日19/01のNHKニュースの報道では、この地震で珠洲市でハシゴから転落した男性1人が亡くなったという。
他に現時点で市内で12人の負傷者が出ている。
実は、私は昨夜から頭痛でダウンして、今朝その旨をInstagramで投稿した際に、私の誕生日である5月5日には、過去に一度も人的被害が生じる地震は起きていなかったと書いた。
だが、その直後に初めて犠牲者を伴う地震が起きてしまった。
他に、意識不明の人が2人いるという。
同市では、倒壊した住宅の下敷きとなったお年寄りの女性2人が病院に搬送された。
■反影月食の前日だった
Facebookである人から教えてもらったが、明日05/20の満月は半影月食となるという。
日頃、日食・月食の前後は通常の満月・新月よりも大きな地震が起こりやすいと言っているのに、迂闊にも知らなかった。
月食の後、来週半ば頃までは大きな地震に注意が必要だ。
また、今日1本目の記事で書いたように、5/7までは特に要注意の天体配置が続く。
■キンギョが飛び出した
4/24に龍矢の友だちから和金2尾をもらった。
以前から何か魚を飼おうと、人からもらっていた水槽とポンプがあって、そこで飼うことにした。
昨日は私の誕生日の前日で家族と横浜中華街へ行き、夜に帰宅後にキンギョの様子を見ると、1尾いない。
買ったばかりの壺に入っているかと思ったが、いなかった。
周囲を探すと、床に横たわって息絶えていた。
赤と白のワキンを人からもらったばかりだが、白の方が大人しく、普段は暴れるような個体ではない。
水槽の蓋はあるが、端に3cm角ほどの穴があり、そこから飛び出したようだ。
水槽の上端から2.5cmほどまで水が入っていた。
金魚が蓋の穴を認識して、そこを目掛けて飛び出したとは考えにくい。
何度もジャンプして蓋に激突することを繰り返していたのではないか。
生き残った赤いワキンも、昨夜は様子がおかしかった。
水槽の中で上下に激しく行き来していた。
もしかして地震前兆かもしれないと、Instagramに投稿しようと思ったが、昨夜から頭痛でダウンしていて余裕がなかった。
震源まで284kmの距離があるため、前兆現象とするには慎重に検討する必要がある。
■阪神・淡路大震災の前兆
では、キンギョなど魚類が水槽から飛び出すといった現象は、大地震の前兆現象として過去にあっただろうか。
『前兆証言1519!―阪神淡路大震災1995年1月17日午前5時46分』(弘原海清、東京出版)に、類似の例がある。
・証言6-50:1995/01/19:神戸市の小学校
地震の2日後に、教室の60cm水槽で飼っていた体長3cmほどのハゼが水槽から飛び出して息絶えていたのを教師が発見した。
水は水槽の上端から7~8cmの高さまで入っていた。
体長3cmのハゼが7~8cmより高くジャンプして水槽から飛び出したというのは、尋常なことではないだろう。
報告した教師は長年自宅でハゼを飼っているが、水槽から飛び出したという記憶がないという。
他には、水槽の壁に盛んに激突していたとか、その衝撃で亡くなったという例もある。
■魚類の典型的前兆事例
『前兆証言1519!』で非常に多く見られる魚類の前兆現象は、「整列」現象だ。
数尾の魚類が、ある時に一斉に同一方向を向いて動かなくなる。
故・池谷元伺大阪大学名誉教授の『【緊急改訂】大地震の前兆 こんな現象が危ない』(青春出版社)などによると、地震の前にカイコや魚類でそのような現象が見られることがあるという。
池谷氏はカイコに数ボルトの電圧をかけた実験を行った。
すると、カイコたちは電場の方向に整列したという。
また、ヤマトメダカ、キンギョ、ドジョウでも同様の実験を行ったところ、やはり一様に整列した。
このような現象は、動物の骨格筋が電場に垂直になろうとしているためではないかという。
電場と筋繊維が平行になると、体内に流れる電流は垂直の場合より7~10倍も多くなるため、それを避けるために電場の方向に向くのではないかと。
このような検証も行いたかったが、1尾しかいなくなって、もう1~2匹ワキンを買おうと思っている。
最近は植物の地震前兆現象に打ち込んでいるが、今後は魚類も面倒を見なければならなくなりそうだ。
※いつもモバイルバッテリーを持ち歩かずに飲食店でチャージしたりレンタルしている人は、今日のような大地震が起きると困るはず。
1人ならば最低でも10000mAh、家族がいるならば20000mAhは欲しいところ。