今日05/01昼頃から沖縄本島近海でM6.2などM5~M6クラスの地震が続いているが、現れていた前兆現象を紹介するとともに、ここ東京から何かしら前兆現象があったかどうかも検討する。
■沖縄本島近海
地震の詳細は以下の通り。
2023/05/01 12:22:沖縄本島近海、M6.2、最大震度2
その後も同震源やトカラ列島近海で地震が相次いでいる。
■イオノグラム
この地震の前兆として私が把握していたのは、イオノグラムだった。
今日09:00時点のデータを見ると、沖縄付近で地震がありそうだということは明白にわかる。
問題は、イオノグラムは観測地点からその後に起きる地震の震源までの距離が近いほど、「派手に」波形が出ることだ。
それで、「大きな地震かな?」と思うと、ガクッと来ることが多い。
そのあたりは、他の山川(鹿児島県)・国分寺(東京都)・稚内(北海道)の観測点のデータを比較して、ある程度判断するしかない。
それでも、中々判断が困難なことが多いが。
今回の場合は、NICTの観測点から震源までは約90kmほどの近場であり、かつM6クラスの規模だったので、このような顕著な波形となった。
■大気ラドン濃度
他に、ここ小平市の自宅の地震予知作業に欠かせない、ラドンガス測定器やナマジーなどは、この地震に反応していたか。
何しろ震源まで1500kmも距離が離れているので、あまりありそうもないと思いつつ確認した。
すると、昨日04/30 15時台以降に20を維持していたのが、今日の12時台から13時台に19となって、14時台から再度20に上昇した。
監視カメラの再生機能で細かく見てみると、表示が19を示していたのは沖縄本島の地震の前後の12:03~13:02の間だった。
たとえM6クラスでも1500kmの距離があり中々認めがたくはあるが、やはり沖縄の地震の発生に対応してラドン濃度が上下していたようだ。
ちなみに、私がメインに参照しているラドンガス測定器は最新のPRO4という製品で、一つ前のPRO3では昨日から16のままで、変化を示していなかった。
ラドンガス測定器は、直近の測定値の平均値を表示するものであり、PRO3とPRO4ではその平均値を算出する期間が異なるので、そのあたりも影響しているのだろう。
日本でM6クラスの地震は、そう頻繁に起きないこともあるが、今回は自分でも参考になった。
■ナマジー
では、ナマジーは沖縄本島近海M6.2の前兆を警告していただろうか。
昨日からナマジー警告は2回送出していた。
・2023/04/30 08:30:静電1、電磁7、120083017
→2023/04/30 18:52:岐阜県美濃東部、M3.7、最大震度3、208km
→2023/04/30 21:21:千葉県東方沖、M4.2、最大震度1、142km
→2023/05/01 05:04:茨城県沖、M4.2、最大震度3、130km
・2023/05/01 08:30:静電1、電磁7、121083017
→2023/05/01 08:51:茨城県沖、M4.3、最大震度2、162km
→2023/05/01 12:22:沖縄本島近海、M6.2、最大震度2、1500km
対応する地震は、あくまでも推測で当てはめているが、今朝08:30の警告は、直後に起きた茨城県沖M4.3の地震で完結しているかもしれない。
1500km離れたM6クラスの地震の前兆に反応するかどうかは、今後も観測を続けなければ何ともいえない。
■地震前兆
他の地震前兆現象としては、上記の表にあるように、今朝09:10以降に7インチTVの画像乱れが続いている。
今日は乱れ方が酷く、全く映らずに「受信レベルが低下しました」と表示し続けている。
これだけ酷い状態が長く続くことはそう滅多になく、これは関東でもそれなりの地震がありそうだと、最新のイオノグラムを見てみると、やはりそのようだ。
国分寺の波形がかなり強く出ている。
だが、上でも書いたように、国分寺に近い震源ほど大したことのない規模で終わる可能性があるので、そのつもりで読んでください。
また、これも上記の表で書き込んでいるが、起床時から続いている金属音的な強い耳鳴りが、まだ14時を過ぎても続いている。
茨城県沖や千葉県沖の地震が続いていて、そのあたりならばM4クラスで済むし、またもっと近場の内陸の震源ならばM3クラスで終わるかもしれないが、念のため注意を。
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本当はクロミちゃんが欲しかったようだが、3600円もして、こちらは1600円と、キャラクターが違うだけでこの価格差は、クロミちゃん人気の現れか。