昨日5/14から八丈島近海でM5クラスを含む地震が多発しているが、本来大きな地震は非常に少ない震源域であり、これだけ群発することにより警戒すべきことを示す。
またリシルさんが「震度5」を予測しているので紹介する。
■八丈島近海
19時時点で、昨日から始まった八丈島近海の地震は以下の通り。
1919年以降に、八丈島近海と東の八丈島東方沖で起きたM5.0以上の地震を検索すると、以下のようになる。
八丈島東方沖 :140回
八丈島近海 :022回
このように、八丈島東方沖の方が圧倒的に多いのは、太平洋プレート境界に近く、それだけプレートの沈み込みで起きる地震が多いということだ。
これに比べて、八丈島近海では、現在のようにM5クラスの地震が集中して起きることは少ない。
八丈島近海ではM6以上は皆無で、東方沖も10回だけで、M7クラスは1回だけしか起きていない。
5/14から始まった地震を見ると、震源の深さが10kmほどと浅いところで起きている。
つまり、太平洋プレートの沈み込みではなく、その上のフィリピン海プレート上で起きていることになる。
それ以前から警戒していたが、フィリピン海プレートでは、沈み込んでいる西日本も含めてしばらく地震に注意が必要だろう。
■リシルさん
リシルさんは4月下旬にアメブロで新しいブログを立ち上げて以来、積極的に地震予測の記事を書いている。
昨日2023/05/14 12:37には、「北海道 震度5」と題した記事を書いていて、本文には「気をつけて下さい!」とだけある。
北海道周辺では、このところ大きな地震が起きていない。
M6クラス以上では2023/02/25 22:27、釧路沖、M6.0、最大震度5弱が最後となっていた。
東日本が乗っているオホーツクプレート上では、このところ地震が多く、こちらも注意が必要だろう。
■頭痛
今日は午後から頭痛があり、これを書いている20:30時点も完全に収まっていない。
天体配置では、5月は要注意期間がずっと続く中で、特に今日5/15~5/24の10日間は特別に注意が必要だ。
下記の天体図は今日5/15のものだが、このような「クレイドル」(ゆりかご)と呼ばれる二重の「メディエイション」に「Tスクエア」も重なり、警戒している。
過去の大地震では、たとえば1944年の昭和東南海地震(M7.9)でもクレイドルができていた。
詳しくは私のnote定期購読マガジン『大地震・災害前兆ウォッチマガジン』5月版で解説している。
今日は下記の2回ナマジーが警告を発しているが、まだ対応する地震は起きていないようだ。
・2023/05/15 06:30:静電1、電磁7:135063017
・2023/05/15 20:30:静電1、電磁8:135203018
※故池谷元伺氏が25年前にNHKブックスとして書いた本。
書名通りで、動物の地震前兆現象を語るには避けて通れない1冊。