今日05/31発表の『黒潮親潮ウォッチ』サイトの黒潮大蛇行の長期予測を見ると、今後8月上旬までに黒潮の流路に変動が見られそうとあるが、そうなると南海トラフ巨大地震などの地震発生への影響はあるかどうかを検討してみたい。
■黒潮長期予測
今日05/31発表の『黒潮親潮ウォッチ』の「2023年8月3日までの黒潮「長期」予測」より。
これを見ると、黒潮大蛇行が始まってから約5年目10ヶ月となり、過去最長期間となっているとある。
そして、黒潮の流路に変動がある可能性ががあるが、そうなっても黒潮大蛇行は終息せずに続くだろうという予測となっている。
だが、下記の07/03時点の予測図を見ると、黒潮大蛇行はかなり変則的な流れになるようだ。
だが、これは一時的なものであり、1ヶ月後の08/03時点の予測は下記のように、通常の大蛇行の渦の形に戻るという。
これはあくまでも予測であり、実際にそうなるとは限らない。
■大蛇行が地震を「抑制」する
だが、7月上旬頃に実際に大蛇行に変動が起きて上記07/03の予測通りとなれば、八丈島近海から八丈島東方沖あたりで大きめの地震は抑制されるだろう。
それは、元気象庁の岡田正実氏の説では、黒潮の渦の中では潮位が高くなり、そのために地震の発生が抑制されるためとなる。
そのことは、私が過去の黒潮大蛇行の有無と大規模な地震発生の関連性について調査したところ、自分の推論通りであることが確認できた。
過去約100年間に黒潮大蛇行の渦の周辺で起きた大地震の発生数は、大蛇行の発生中には顕著に少なくなっていた。
下記マップで、黒潮大蛇行の典型的な流路と、過去の南海トラフ巨大地震の震源を示す。
自分的な表現でいえば、黒潮大蛇行は南海トラフの「守り神」なのだ。
この研究結果は、まだ公の場では発表していない。
私のnote定期購読マガジン『大地震・災害前兆ウォッチ』の2022年7月号だけで発表している。
このnote記事は、単体の販売はしておらず、当月に当マガジンを購読していた方々のみ読むことができる。
このように、このマガジンではお金を払って購読していただいている読者の方々へ感謝の意を込めて、自分の研究成果をどこよりも早く発表することにしている。
この研究結果は、いずれ何らかの形で世に問うことにしたい。
もっとも、国内でこのような発表をしたところで、注目してくれる方は限られていると思われ、海外での発表になるかもしれない。
■南海トラフ巨大地震発生の可能性
『黒潮親潮ウォッチ』の記事に戻ると、少なくとも8月初旬までは黒潮大蛇行が継続するという予測となっている。
そうなると、この予測通りとなれば、黒潮大蛇行の終息は早くとも今年の秋以降になる。
そのため、南海トラフ巨大地震が今年中に発生する可能性は、今回の予測の発表で更に低くなる。
もっとも、黒潮大蛇行の終息直前または直後に南海トラフ巨大地震が発生する可能性も全くないとは言えない。
やはり黒潮大蛇行の予測は、常に注視しておく必要があるだろう。
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特にまもりだまは百均で売っていないボタン電池で、Amazonで注文した。
持っている方は電池を切らさないようにご注意を。